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公開日:2021年8月24日 更新日:2024年2月26日

区立保育園・こども園の食育

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 足立区では、乳幼児期の子どもの豊かな人間性を育み、生きる力を身につけていくために、意欲をもって食に関わる体験を積み重ねられるよう、給食・生活・遊びの中で食育に取り組んでいます。

また、区立保育園・こども園では、食育として以下の観点を大切にしています。

  • byubo健康な心と体をつくる
  • 人との関わりを楽しむ
  • さまざまな文化に触れる
  • いのちを大切にする力を養う
  • 食べ物や調理に関心をもつ

※栽培や調理体験等の食育は、新型コロナウイルス感染拡大防止対策を徹底したうえで実施しています。

 

 

食育指導計画

  食育指導計画は、区内のすべての教育・保育施設が大事にしてほしい園児の食に関する育ちと学びについてまとめたものです。この計画は、足立区教育・保育の質ガイドライン、健康づくり推進事業(あだちベジタベライフ ―そうだ、野菜を食べよう―あだち食のスタンダード)を基に作成しています。

 区立保育園・こども園では、この食育指導計画を基に、すべての園で各園の状況に合わせて、園独自の食育指導計画を作成し、実施しています。

足立区教育・保育の質ガイドライン

 gaidoline足立区教育・保育の質ガイドラインには、『食育の計画』と『食事の提供』の項目を設け、園で配慮すべき点を年齢別に示しています(40ページ参照)。

あだちベジタベライフ ―そうだ、野菜を食べよう― 

bezi  生涯を健康で過ごすためには、子どもの頃から野菜を含む、栄養バランスの良い規則正しい食生活を習慣化することが重要です。

 区では、糖尿病などの生活習慣病予防のために「あだちベジタベライフ ―そうだ、野菜を食べよう―」をキャッチフレーズにして、野菜に重点をおき、乳幼児期から高齢期まで一貫した食による健康づくりを推進しています。

あだち食のスタンダード

 区では、生涯を健康に過ごすための実践力として、すべての子どもたちが以下の3つを中学卒業時までに定着できるように取り組んでいます。そのため、まずは乳幼児期から日常的に野菜に親しむことからはじめています。

1. 1日3食野菜を食べるなど、望ましい食習慣を身につける。
2. 栄養バランスの良い食事を選択できる。
3. 簡単な料理を作ることができる(ごはん・みそ汁・目玉焼き程度)。

ひと口目は野菜から(ベジ・ファースト)

 newhotokutimeposutar小学校に入学してからもスムーズに良い食習慣が継続できるよう、幼いころより食事の中で野菜から食べはじめること(ベジ・ファースト)の習慣化を図るため、区立保育園・こども園では、4歳児クラスから保育士が給食時に「ひと口目は野菜から」食べる声かけをしています。

 また、家庭でも園と同じように習慣化できるよう、おうちでも「ひと口目は野菜から」食べることの大切さを各家庭に伝えています。

 

 野菜の栽培・調理体験

小松菜の栽培と調理体験

 komatuna野菜に親しみをもってもらえるよう、区では、区立保育園・こども園以外にも4・5歳児が在園する施設に区の特産野菜「小松菜」の栽培セットを配付し、各園で栽培・収穫や調理体験をしています。

 また、育てた小松菜を使ってみそ汁づくりなどの調理体験もしています。

野菜に親しもう

 edamame各園では、年齢や発達にあわせて、野菜を使ったさまざまな体験を保育の一環として行い、園児が自然に野菜に親しみ食べる意欲を育む取り組みをしています。

 園児の取り組みの様子はコチラをご覧ください↓

 

食育・やさいの日(毎月19日)

 毎月19日は「食育(しょく19)・やさいの日」として、野菜のおいしさや野菜から食べることの大切さを伝えるため、区立保育園・こども園では毎月、旬の野菜を給食メニューに取り入れ、そのレシピを家庭に配付およびクックパッド足立区公式キッチン「東京あだち食堂」や区のホームページで紹介しています。

8がつく日は『かむカムデー』

8kamu毎月8(歯ち)がつく日は「かむカムデー」として、給食に噛みごたえがある根菜を使用したり、野菜を大きめに切るなど、よく噛んで食べることを意識できる給食にしています。

 かむカムデー用教材はコチラ↓

もりもり給食ウィーク(6月・1月)

 morimori園児の食への関心と食べる意欲を高めるため、園全体で食育に取り組む1週間です。

 令和4年の6月は、13日から17日をもりもり給食ウィークに設定し、野菜に親しめるような食育を実施したり、給食の前には4・5歳児を中心に「ひと口目は野菜から食べよう」「給食中はモグモグタイム、よく噛んで味わって食べよう」などと伝えたり、園児の発達にあわせて各園で取り組みました。

 また、この期間の間食は、「やさいのおやつ」を提供し、各園で調理体験なども行いました。

令和4年6月の様子

足立区公式フェイスブックへリンクします↓

令和3年6月の様子 

足立区公式フェイスブックへリンクします↓

行事食

  tsukimi_jugoya日本では、昔から季節ごとの行事やお祝いの日に、旬の食べ物で子どもや家族の幸せ、健康を願う意味を込めた食べ物を食べる文化があります。

 区立保育園・こども園の給食でも、季節にあわせた行事食を提供しています。

 また、季節の行事食の他に、区内中学生が友好自治体の新潟県魚沼市で栽培や収穫の体験をした米を使用した「コシヒカリ給食の日」や足立区の特産野菜を使用したメニューの「小松菜給食の日」、和食の良さを味わう「和食の日」などもあります。

コシヒカリ給食の日(10月)

 区では、毎年中学生が区の友好自治体である新潟県魚沼市で田植えや稲刈りを体験しています。
 区立保育園・こども園では、中学生が体験でお世話になる農家のみなさんから送っていただいた魚沼産コシヒカリを使用した給食の提供や、お米に関する食育を実施しています。

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 実施園の様子は、足立区公式フェイスブックで紹介しています。リンクはコチラ↓

食育用教材

 File0266区立保育園・こども園では、保育のなかでさまざまな食育を実施しています。園やご家庭で活用できる食育教材を紹介します。

区立こども園ホームページ

 区立こども園は、幼稚園の機能と保育園の機能を合わせもった施設であることから、就学前教育施設として、園の教育目標や取り組みをホームページに掲載しています。

 給食や食育の様子も随時更新しています。

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お問い合わせ

教育委員会事務局子ども家庭部子ども施設指導・支援課給食・食育支援担当

電話番号:03-3880-5446

ファクス:03-3880-5641

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くわしくは「足立区からメールを送信できないメールアドレス」をご覧ください。

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