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公開日:2012年11月1日 更新日:2023年1月10日

学校プールの衛生管理

学校プールは、次のような衛生管理を行ってください。

プール使用前に行うこと

  • プール水の全換水、プール貯水槽の清掃する。
  • プール貯水槽清掃の際に、循環水取入口、貯水槽内の排水口、吐出口その他の開口部の安全確認を行う。
  • 監視人に対して事故防止対策、事故発生時の対応その他安全及び衛生管理に必要な事項について研修及び訓練等を行う。
  • 救護のために、2以上の最寄りの診療所又は病院を把握し、校内の緊急体制を整えておく。
  • プール使用を再開しようとするときは、再開届(PDF:71KB)を提出する。

プール使用時に行うこと

  • 施設内は、常に整とんし、水泳者が利用する場合は、毎日1回以上清掃する。
  • プール貯水槽内には、落ち葉、じんかいその他の異物を停滞させないこと。
  • 監視人を適当数配置する。
  • 救命器具は、常時使用できる状態にしておく。
  • 足洗い場や腰洗い槽がある場合は、常に適量の塩素剤を入れておくこと。
  • 洗面所、洗眼所、水飲み場及びシャワーは飲用に適する水を使用すること。
  • 循環水取入口、貯水槽内の排水口及び吐出口の金網、鉄格子等及び、吸込み防止金具などの固定状況を開場時に確認する。
  • 循環水取入口、貯水槽内の排水口及び吐出口付近の水泳者の安全状況を常時確認する。
  • プールに起因する疾病及び事故が発生したときは、保健所へ届け出る。
  • 薬剤保管容器上に薬剤の種類を明示する。
  • 薬剤の補充等を実施する係員には、十分な知識を持った者を充てる。
  • 屋内プールは、換気及び照明を十分にし、夜間使用する屋外プールは照明を十分にすること。
  • 入口、更衣所その他水泳者の見えやすい場所の利用者の注意事項を表示すること。
  • 水素イオン濃度はPH値5.8から8.6までとなるようにすること。
  • 濁度は2度を超えないこと。
  • 過マンガン酸カリウム消費量は、1リットルにつき12ミリグラムを超えてはならない。
  • 塩素剤又は塩素による消毒を行う場合は、遊離残留塩素濃度が1リットルにつき0.4ミリグラム以上になるようにする。
  • 二酸化塩素による消毒を行う場合にあっては、二酸化塩素濃度が1リットルにつき0.1ミリグラム以上0.4ミリグラム以下かつ亜塩素酸濃度が1リットルにつき1.2ミリグラム以下となるようにする。
  • 大腸菌は試料100ミリリットル中に検出されないこと。
  • 一般細菌は試料1ミリリットル中200CFUを超えないこと。
  • 加温装置を設けて温水を利用する場合は、レジオネラ属菌が検出されないこと。
  • プール水を塩素剤又は塩素による消毒を行う場合にあっては遊離残留塩素濃度について、二酸化塩素による消毒を行う場合にあっては二酸化塩素濃度及び亜塩素酸濃度について毎日1回以上測定を行うこと。
  • 水質検査及び、構造整備の点検の結果(上記1、4、5他)を、入口、更衣室等の利用者の見やすい場所へ掲示する。掲示(例示)(PDF:103KB)
  • プール開場中、プール日誌を毎日つける。プール日誌学校用(例示)(PDF:67KB)
  • プール水の水質検査は、水素イオン濃度、濁度、過マンガン酸カリウム消費量、大腸菌及び一般細菌について毎月1回以上行う。

使用後に行うこと

  • 閉場後は、直ちに施設を点検し、異常の有無を確認する。
  • プール日誌を3年間保管する。
  • 循環口等の安全確認、研修、水質検査の管理状況について、1年に1回保健所へ報告する。

報告書(高校)(PDF:13KB) 報告書(小・中学校)(PDF:404KB)

関連PDFファイル

添付書類:監視人の名簿及びプールの安全及び衛生に関する研修等の受講状況(PDF:43KB)

添付書類:構造設備の概要(PDF:125KB)

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