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公開日:2021年4月2日 更新日:2024年8月8日
認知症とともに このまちで いつまでも ~認知症の人と家族が、認知症の理解ある地域とつながりながら生活するために~ |
このページは、足立区が実施する認知症への取り組みを体系的にまとめたものです。区民のみなさま、事業者のみなさま、行政が一体となって、認知症とともにいつまでも安心なまち足立区をつくっていくことを目指しております。ぜひご覧ください。
目次(文字をクリックすると該当の項目に自動スクロールします) |
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1 | ||
2 | 認知症への備え | |
3 | 早期発見のために | |
(1) | ||
(2) | 認知症のおそれがある方に訪問します | |
4 | 認知症について相談する | |
(1) | ||
(2) | 地域包括支援センター(通称:ホウカツ) | |
(3) | もの忘れ相談(地域包括支援センターで実施) | |
(4) | 東京都認知症疾患医療センター(大内病院) | |
(5) | 認知症ケアに力を入れている介護事業所(認知症ケアプログラム推進事業 実施事業所) | |
5 | 認知症と診断されたご本人・ご家族へ | |
(1) | 一足先に認知症になった私たちからあなたへ | |
(2) | 認知症カフェ | |
(3) | 認知症本人・家族の会(大内病院東京都認知症疾患医療センター主催) | |
(4) | 高齢者サービスのご案内(介護保険外高齢者サービス) | |
(5) | 認知症高齢者家族の介護負担を軽減するために(認知症高齢者家族やすらぎ支援事業) | |
(6) | 行方のわからない認知症高齢者の早期発見につなげるために(行方不明高齢者情報提供シート) | |
(7) | 徘徊高齢者捜索情報ネットワーク事業(足立区社会福祉協議会事業) | |
(8) | 成年後見制度 | |
(9) | 地域福祉権利擁護事業(足立区社会福祉協議会事業) | |
6 | 認知症の人を地域で支える | |
(1) | 認知症サポーター養成講座 | |
(2) | ||
7 | ||
(1) | 認知症サポーター ステップアップ講座 | |
(2) | 認知症ケアプログラム推進事業 | |
8 | 若年性認知症 | |
(1) | ||
(2) | 若年性認知症本人・家族交流会(おりがみカフェ) | |
(3) | 東京都若年性認知症総合支援センター(都の相談窓口) | |
9 | ||
(1) | とうきょう認知症ナビ | |
(2) | 認知症の人と家族の会 |
認知症とは、いろいろな原因で脳の細胞が損傷を受けたり、働きが悪くなることで、認知機能※が低下し、さまざまな生活のしづらさが現れる状態を指します。
※認知機能とは物事を記憶する、言葉を使う、計算する、問題を解決するために深く考えるなどの頭の働きを指します。
足立区は高齢化率が約24.6%であり、23区でトップです(令和4年時点)。そして、約17万人の高齢者のうち、認知症高齢者及び軽度認知障害者は推計で約5万人になります。そのため、認知症の人と家族が、認知症の理解ある地域とつながりながら生活できるように、各事業を展開しております。
「認知症ってなんだろう」と感じたあなたに、まず手に取って見ていただきたい認知症に関する基本的な情報をまとめたリーフレットです。
▶認知症なび★あだち(認知症ケアパス)(PDF:2,164KB)
いつまでも住み慣れたまちで自分らしく暮らしていくために、認知症のご本人・ご家族・ご近所の方に向けて、認知症の進行や段階に応じた対応方法をまとめたものです。
この項目内容に関するお問い合わせやご質問は、以下の担当所属までご連絡ください。
高齢者地域包括ケア推進課 認知症施策推進係 Tel:03-3880-5953
「運動、口腔・栄養、社会とのつながり」を日常生活で心掛け、取り入れることは、運動機能や認知機能などの心身の活力が高まり、認知症への備えにつながります。以下のリーフレットやリンクをご覧ください。
▶あだち☆ちゅうりっぷ体操-オーラルフレイル予防編-(PDF:850KB)
お茶や汁物でむせたり、かたい物がかめないことはありませんか。口の機能の衰えは、低栄養につながり、将来の介護リスクを高めます。5分でできる、口の周りの筋肉を鍛える体操をやってみましょう。
足立区には、糖尿病で治療している区民が多くいます。糖尿病で最も大切な血糖値をコントロールすることは、認知症のリスクを軽減することにつながります。野菜をおいしく、かんたんに摂り、認知症予防につとめましょう。
▶65才から始めよう!健康寿命をのばす17の活動(PDF:7,920KB)
いつまでも元気で自分らしく生活するためには、年齢と上手に付き合いながら、心や体の健康を保つことが大切です。体づくり、仲間づくり、やりがいづくりなどに関する17の活動が紹介されています。なお、活動日程については下記のリンクからご確認をお願いします。
認知症は治らないから、医療機関に行っても仕方がないと考えていませんか。認知症の症状が軽い段階から適切な治療・ケアを行うことで、症状を軽減したり、進行を遅らせることができることもあります。そのため、認知症も他の病気と同じように、早期診断と早期対応が非常に大切です。
「ひょっとしたら認知症かな?」気になり始めたら自分でチェックしてみましょう。ご家族や身近な方がチェックすることもできます。
▶自分でできる認知症の気づきチェックリスト(PDF:948KB)
出典:東京都福祉保健局高齢社会対策部在宅支援課認知症支援担当(平成30年12月発行)
※このチェックリストの結果はあくまでもおおよその目安で医学的診断に代わるものではありません。認知症の診断には医療機関での受診が必要です。
※身体機能が低下している場合は点数が高くなる可能性があります。
介護認定を受けていない65歳以上の方を対象に実施している「介護予防チェックリスト」等の結果を基に、必要に応じて、地域を回ってご自宅を訪問し、お話をお伺いしています。
地域包括支援センター職員と足立区医師会の認知症サポート医で構成する「認知症初期集中支援チーム」がご自宅を訪問し、医療・介護へつなぎ、在宅生活の継続を支援します。
地域包括支援センター職員と認知症疾患医療センター専門職で構成する「認知症アウトリーチチーム」が、認知症が疑われる人または認知症の人で医療サービスや介護サービスを受けていない人、中断している人を訪問して、状態に応じた適切な医療や介護サービスを受けられるように支援します。
この項目内容に関するお問い合わせやご質問は、以下の担当所属までご連絡ください。
高齢者地域包括ケア推進課 認知症施策推進係 Tel:03-3880-5953
「もしも、親や身近な人、あるいは自分自身が認知症になってしまったらどうしよう…」そんな不安を抱いたことはありませんか。そもそも、認知症とは?症状が出たらどうすればいい?家族や周囲は、本人とどう接したらいいの? 困ったときに気軽に聞ける相談先は?気になったら、まずは相談してください。
▶「もしも 気になるようでしたらお読みください」(PDF:1,064KB)
「もしも 気になるようでしたらお読みください」は、認知症介護研究・研修仙台センターが発行している認知症に関する啓発冊子です。「最近、もの忘れが気になる」という違和感に対応する情報が書かれています。「困ってからではなく、困る前からご相談ください。」
もの忘れが気になり始めたら、まずは、日ごろからみなさんの心や体の状態を把握している「かかりつけ医」にご相談することをお勧めします。「かかりつけ医」がいない方は、地域包括支援センターへご相談ください。
65歳からの健康や介護・もの忘れに関する相談窓口です。もの忘れ相談や認知症の方とその家族が安心して立ち寄り交流できる場の提供等をしております。お住まいの地域で担当するセンターが異なりますので、下記のリンクからご確認ください。
この項目内容に関するお問い合わせやご質問は、以下の担当所属までご連絡ください。
高齢者地域包括ケア推進課 地域包括支援センター係 Tel:03-3880-5429
足立区医師会のもの忘れ相談医が、相談をお受けします(相談無料)。最近もの忘れが多くなった方、家族のことが心配な方で相談をご希望の方は、お住まいの地域を担当するセンターまでお問い合わせください。
この項目内容に関するお問い合わせやご質問は、以下の担当所属までご連絡ください。
高齢者地域包括ケア推進課 認知症施策推進係 Tel:03-3880-5953
足立区では、認知症に関する専門知識を有する医師や精神科認定看護師等が配置される医療機関「東京都認知症疾患医療センター」として、東京都から大内病院が指定されており、認知症に関する相談に応じています。
所在地:足立区西新井5-41-1
Tel:03-5691-0592 相談室直通(平日:午前9時から午後5時)
認知症の方の「怒りっぽくなる」「妄想がある」「意欲がなくなり元気がない」「一人でウロウロと歩き回る」等の症状を大切なメッセージとして捉え、介護スタッフ同士が話し合い、統一した視点で支援を図る介護事業所をご紹介します。
▶認知症ケアプログラム推進事業 実施事業所一覧(令和6年3月末時点)(PDF:156KB)
この項目内容に関するお問い合わせやご質問は、以下の担当所属までご連絡ください。
高齢者地域包括ケア推進課 認知症施策推進係 Tel:03-3880-5953
関連リンク
認知症の診断を受けたあなたへ、認知症のご本人からのメッセージ、認知症の人やご家族同士が気軽に交流する場、認知症に関する各種事業及び制度のご案内になります。
一足先に認知症の診断を受け日々を暮らしている人が、「認知症のご本人が元気になって、これからをよりよく暮らしていくヒントにしてほしい」と願い、作られたガイドです。認知症のご本人が診断後に体験された実例をもとに、認知症になっても自分らしく暮らしていくために役立つ情報が掲載されています。
▶本人にとってのよりよい暮らしガイド(PDF:5,042KB)
出典:地方独立行政法人 東京都健康長寿医療センター(平成30年3月発行)
「認知症とともに生きる希望宣言」は、認知症とともに暮らす本人一人ひとりが、体験と思いを言葉にし、それらを寄せ合い、重ね合わせる中で、生まれたものです。自分も希望を持って暮らしていこうという人、そしてより良い社会を一緒につくっていこうという人の輪が広がることを願って作られました。(発行:一般社団法人日本認知症本人ワーキンググループ)
認知症の人やご家族同士が日頃気になっていることや悩みなどを同じ立場の人と語り合う場です。地域包括支援センターで毎月開催していますので、お気軽にお問い合わせください。
この項目内容に関するお問い合わせやご質問は、以下の担当所属までご連絡ください。
高齢者地域包括ケア推進課 認知症施策推進係 Tel:03-3880-5953
認知症のご本人や家族同士が、日頃気になっていることや、悩みなどをゆったりと語り合う会です。
この項目内容に関するお問い合わせやご質問は、以下の担当所属までご連絡ください。
高齢者地域包括ケア推進課 認知症施策推進係 Tel:03-3880-5953
高齢者の方が区内の住み慣れた地域で暮らし続けられるよう、在宅生活を支援する事業を実施しています。対象となる方は、原則として満65歳以上で、足立区に住民登録があり、足立区の介護保険証をお使いの方です。
この項目内容に関するお問い合わせやご質問は、以下の担当所属までご連絡ください。
高齢者地域包括ケア推進課 在宅支援係 Tel:03-3880-5257
認知症高齢者を介護している世帯に対し、家族が留守の時や休息が必要な場合に、家族に代わって高齢者の見守りや話し相手を行う「やすらぎ支援員」を派遣します。やすらぎ支援員は地域のボランティアの方で、介護者である家族が外出するときや介護疲れで休息が必要なときに、家族に代わって見守りや話し相手をします(利用費は無料)。詳しくは下記リンクをご覧ください。
この項目内容に関するお問い合わせやご質問は、以下の担当所属までご連絡ください。
高齢者地域包括ケア推進課 認知症施策推進係 Tel:03-3880-5953
地域で見守る高齢者が認知症等で行方不明になった場合に、家族の方が慌てず捜索に役立つ情報を警察等に提供できるよう、事前に情報をまとめ備えておくものです。
▶行方不明高齢者情報提供シートの使い方(PDF:129KB)
▶行方不明高齢者情報提供シート(様式)(PDF:131KB)
▶行方不明高齢者情報提供シート(記入例)(PDF:162KB)
この項目内容に関するお問い合わせやご質問は、以下の担当所属までご連絡ください。
高齢者地域包括ケア推進課 認知症施策推進係 Tel:03-3880-5953
徘徊や行方不明者が発生した場合に、地域のネットワークを活用して早期発見をめざすため、あらかじめ登録いただいた関係機関(行政、社会福祉協議会、介護サービス事業所等)に向けてメールにて捜索情報を送信する事業です。詳しくは下記リンクをご覧ください。
▶足立区徘徊高齢者捜索情報ネットワーク事業(外部サイトへリンク)
この項目内容に関するお問い合わせやご質問は、以下の担当所属までご連絡ください。
基幹地域包括支援センター 包括支援課(社会福祉協議会) Tel:03-6807-2460
成年後見制度とは、認知症などにより判断能力が十分でない方が、財産侵害を受けたり、人間としての尊厳が損なわれたりすることがないように、法律面や生活面で支援する仕組みです。詳しくは下記のリンクをご覧ください。
この項目内容に関するお問い合わせやご質問は、以下の担当所属までご連絡ください。
医療介護連携課 権利擁護推進係 Tel:03-3880-5982
在宅生活されている認知症の症状やもの忘れのある高齢者の方、知的障がいや精神障がいのある方などで判断能力が十分でない方に対し、本人の希望や状況等に応じて、福祉サービスの利用援助、日常的金銭管理サービス、書類等の預かりサービスの提供をする事業です。詳しくは下記のリンクをご覧ください。
この項目内容に関するお問い合わせやご質問は、以下の担当所属までご連絡ください。
権利擁護センターあだち Tel:03-5813-3551
認知症になっても全てのことができなくなるわけではありません。本人の尊厳を大事にして、できることを生かしながらさりげなく手助けをするためにも、まずは認知症の方の気持ちに寄り添いましょう。
認知症についての正しい知識を持ち、認知症の人や家族を温かく見守る応援者「認知症サポーター」にあなたもなりませんか。1時間半の講座を受講すればどなたでもなることができ、足立区では、約3万5千人の認知症サポーターがいます(令和6年3月現在)。地域包括支援センターなどで定期的に開催していますので、下記のリンクから確認していただくか、お近くのセンターまでお問い合わせください(受講費無料)。
この項目内容に関するお問い合わせやご質問は、以下の担当所属までご連絡ください。
高齢者地域包括ケア推進課 認知症施策推進係 Tel:03-3880-5953
認知症サポーター養成講座修了者で認知症の人や家族の応援者になる意欲のある方を対象に、より実践的な講座を2日制で年2回、開催しています(受講費無料)。詳細については、下記のリンクから確認してください。
この項目内容に関するお問い合わせやご質問は、以下の担当所属までご連絡ください。
高齢者地域包括ケア推進課 認知症施策推進係 Tel:03-3880-5953
介護事業所の職員一人ひとりが認知症ケアの質を高めることは、非常に重要です。認知症の容態に適した医療・介護等のより良いサービスを提供するために、積極的に講座や研修にご参加ください。
区内介護事業所で認知症サポーター養成講座修了者を対象に、認知症について更なる理解を深め、今後の業務に活用していただくことを目的とした講座を開催しています(受講費無料)。
この項目内容に関するお問い合わせやご質問は、以下の担当所属までご連絡ください。
高齢者地域包括ケア推進課 認知症施策推進係 Tel:03-3880-5953
足立区では、認知症になっても住み慣れた地域で安心して暮らせるまちを目指し、東京都と公益財団法人東京都医学総合研究所が連携して開発した日本版BPSDケアプログラムの普及に取り組んでいます。
令和6年度認知症ケアプログラム推進事業説明会
■日時 令和6年10月4日(金曜日) 午後2時30分から午後3時30分
■場所 梅田地域学習センター 第2学習室
※参加ご希望の場合は、下記のお問い合わせ先までご連絡ください。
▶とうきょう認知症なび 認知症ケアプログラムの普及(外部サイトへリンク)
この項目内容に関するお問い合わせやご質問は、以下の担当所属までご連絡ください。
高齢者地域包括ケア推進課 認知症施策推進係 Tel:03-3880-5953
認知症は、一般的には高齢者に多いのですが、65歳未満で発症した場合には「若年性認知症」とされます。「若年性認知症」は、働き盛りの世代であり、家庭や社会で重要な役割を担っているため、本人や家族だけでなく社会的な影響が大きいという特徴があります。
「片付けられない」「予定や約束を忘れる」「やり慣れた仕事に時間がかかる」などの症状が心配なときは、一人で悩まず、お住まいの地域を担当する地域包括支援センターへご相談ください。
▶40代・50代のもの忘れが気になるあなたへ(チェックリストつき)(PDF:1,332KB)
この項目内容に関するお問い合わせやご質問は、以下の担当所属までご連絡ください。
高齢者地域包括ケア推進課 認知症施策推進係 Tel:03-3880-5953
若年性認知症のご本人・ご家族同士が、日頃の気になることや悩み、日常生活での工夫、サービス利用方法などを気軽に話せる場です。定期的に開催しておりますので、詳しくは下記のリンクをご覧ください(参加費無料)。
この項目内容に関するお問い合わせやご質問は、以下の担当所属までご連絡ください。
高齢者地域包括ケア推進課 認知症施策推進係 Tel:03-3880-5953
若年性認知症コーディネーターが、認知症のご本人、ご家族、企業等からの相談に対応します。また、専門機関(地域包括支援センターや医療機関等の支援機関)からの相談については、相互に連携し必要な助言を行います。詳しくは下記のリンクをご覧ください。
所 在 地:目黒区碑文谷5-12-1 TS碑文谷ビル3階
Tel:03-3713-8205(平日午前9時から午後5時)
「認知症になっても認知症の人と家族が地域で安心して暮らせるまちづくり」の推進を目的とする東京都の認知症に関する公式ホームページです。
活動内容が、「つどい」・「会報」・「電話相談」の3本柱で運営されている、公益社団法人認知症の人と家族の会の公式ホームページです。認知症に関心のある方はどなたでも入会できます。
東京都支部
所在地:新宿区左門町20 四谷メディカルビル2階 アルツクリニックPETラボ内
認知症てれほん相談
Tel:03-5367-2339(火曜・金曜 午前10時から午後3時)
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