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公開日:2015年12月25日 更新日:2015年12月25日
千寿第五小学校は、平成7年度の児童総数416人に対して、平成23年度の児童総数は311人で、約25%児童数が減少していることに加えて、周辺の小学校への入学傾向がやや強いことなどから、小規模校の状態が続いています。
また、周辺地域の小学校を見ても、今後、居住人数が大幅に増加する傾向は見られません。特に、五反野小学校や梅島第二小学校などは学区域内の居住人数がやや少なく、将来を見据えた適正規模・適正配置を地域全体で考えていく必要があります。さらに、今後多くの学校が建て替えや大規模改修の時期を迎えます。このことは、現在、そして未来の子ども達の教育環境を考えるうえで非常に重要であることはもちろん、財政面を含めて足立区が持つ公共施設全体の課題でもあります。
この実施計画の推進により、千寿第五小学校の課題解決はもとより、地域全体の小学校の適正規模・適正配置を進めていきます。
平成21年5月、千寿第五小学校の開かれた学校づくり協議会の代表者のみなさまへの説明を皮切りに、約2年に渡り、区立小・中学校数の縮減の方針や、今後の学校施設更新に関する課題等を踏まえた千寿第五小学校と五反野小学校の統合の必要性について、足立区教育委員会の考えをお伝えいたしました。
これまでの経緯やご意見を総合的に判断し、平成24年1月に実施計画を足立区および足立区教育委員会として正式に決定しました。
平成25年4月の統合に向けて、両校の保護者のみなさまへの説明等を行いました。
以下は、平成23年度、24年度に両校の保護者のみなさまや関係者の方々に配布させていただいた主な資料です。
平成24年3月26日から平成24年5月1日まで、新しい校名の募集を行いました。
102名の方から178件の応募がありました。校名案は77件いただきました。
新しい校名は両校の保護者のみなさんへの説明会や地域の方々との意見交換を踏まえて、教育委員会として決定しました。新しい校名は、以下のような基準で選考しました。
応募された名称の権利は足立区教育委員会に属します。
「足立(あだち)小学校」
新しい校名を考えた理由
この「足立小学校」は、応募された校名案の中で、千寿第五小学校と五反野小学校という両校の校名以外では最も多かった校名案であり、統合校は新しい校名でスタートする基本方針のうえで、上記の意見や応募の結果等を踏まえ教育委員会として方針を決定しました。
選考された名称を千寿第五小学校と五反野小学校の統合新校の校名に、区として正式決定しました。
平成24年8月1日から平成24年9月6日まで、両校の児童や保護者、地域のみなさまから、新しい校章のデザインと新しい校歌のフレーズの募集を行いました。
新しい校章のデザインとして、387点のご応募をいただきました。その後、両校の校長先生などに意見をいただき、11点の候補作品に絞り込みました。子どもたちの意見を聞くなどした結果、統合新校「足立小学校」の新しい校章が決定しました。
【募集の際にいただいた主なコメント】
足立小学校の新校歌は、千寿第五小学校の卒業生でピアニストの関孝弘先生と関先生のご友人の植田和成様に制作していただきました。
応募されたフレーズに多かった「明るい」「元気」「未来」など、両校の子ども達の前向きな気持ちや、未来にはばたくイメージを歌詞に入れていただき、統合新校・足立小学校として新しいスタートを切るにふさわしい校歌が完成しました。
関先生、植田様、ありがとうございました。
平成25年4月1日をもって、千寿第五小学校と五反野小学校を統合し、足立小学校が開校しました。また、次のとおり開校式を開催しました。
開校式では地域のみなさま、関係者のみなさまにご出席いただきました。透き通るようなきれいな青空のもと、足立小学校の歴史の第一歩を踏み出すことができました。
笑顔がたえず、やさしさと思いやりのあふれる、地域に愛される学校になりますよう、今後とも、足立小学校へのより一層のお力添えを賜りますようお願いいたします。
679名で統合新校、足立小学校がスタートしました。
花岡教育委員長職務代理より、学校長へ校旗が授与されました。
学校長より児童代表の2名が校旗を受け取りました。
足立小学校校歌を作曲していただいた関先生伴奏のもと、校歌を斉唱しました。
旧五反野小学校の敷地に新校舎を建設し、平成27年4月1日から新校舎での学校運営を開始しました。
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