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公開日:2019年12月20日 更新日:2023年10月20日

都市計画道路等の整備

都市計画道路は、私たちのまちの骨格を形成し、活力あるまちづくり、安心して暮らせる場を作り出す施設です。
人や物の流れを円滑にして交通渋滞を解消し、電気・ガス・電話・水道・下水道など私たちの生活に必要不可欠な施設の収納スペースとして、また、災害時の避難・救援ルートや火災の延焼遮断帯としての機能など、より安全で快適な暮らしを支えるための重要な役割を担っています。
東京都と23区は一緒に東京を取り巻く様々な状況を考えて、「活力・防災・暮らし・環境」を目標に、区部における都市計画道路全体の整備方針(第4次事業化計画:平成28年度から令和7年度)を定めています。足立区では、この整備方針や区のまちづくり事業を踏まえて都市計画道路を整備していきます。
足立区施行中の主な道路は、以下のとおりです。

東京都市計画道路補助第138号線(環七南通り)

助第138号線は、足立区内の環状7号線にほぼ平行(南側約800m)に位置しており、足立区江北二丁目から葛飾区東金町二丁目を結ぶ道路です。
立区内の補助第138号線の道路延長は8,620mあり、綾瀬川以東の一部並びに梅田五丁目及び関原三丁目の一部については完成路線となっています。
現在、興野一丁目地内(本木新道から尾竹橋通り)や中央本町一・二丁目及び綾瀬新橋付近において東京都が事業を進めています。足立区は、関原三丁目から梅田五丁目を道路整備中であり、江北地区は事業認可を取得し、興野地区は用地測量を実施しています。

補助第138号線 その2工区

助第138号線その2工区は、平成26年5月30日に事業認可を取得しました。令和4年度には電線共同溝(電線や電柱を地中化するための施設)整備工事を実施し、令和5年度には、東京電力やNTTなどの電線事業者が電線共同溝に電線類を入構する工事を行います。令和6年度には街築(歩道と車道)整備工事を行い、交通開放を目指します。

区間:関原三丁目23番から梅田五丁目19番
事業期間:平成26年度から令和6年度
延長:280m
標準幅員:16m(両側歩道3.5m、車道9m)

補助第138号線その2工区全体案内図(ピンク)

補助第138号線その2工区完成イメージ図

補助第138号線その2工区道路予定地写真及び完成イメージ図

補助第138号線 江北地区及び興野地区

江北地区の病院開設に伴うアクセス向上や興野地区のまちづくり計画、延焼遮断帯の形成のため、早期に事業化を予定している区間です。令和3年度から令和4年度にかけて江北四丁目(東京女子医大通り)から西新井本町四丁目(本木新道)までの延長1,330mについて、現況測量を実施しました。

江北地区

令和3年度から令和4年度にかけて、用地測量及び基本設計を実施。令和5年9月に、事業認可を取得しました。

<関連リンク>江北のまちづくり

<関連リンク>補助第138号線江北地区の事業認可を取得しました
 

区間:江北四丁目9番から江北一丁目32番(東京女子医大通りから尾久橋通り)
延長:390
計画幅員:16m

補助第138号線その2江北案内図(黄色)

 補助第138号線(環七南通り)江北地区の位置図

興野地区

令和3年度に基本設計に着手しました。令和5年度から令和6年度にかけて、用地測量及び基本設計を実施します。

<関連リンク>興野地区周辺のまちづくり

区間:扇三丁目18番から西新井本町四丁目2番(尾久橋通りから本木新道)
延長:940
計画幅員:16m

補助第138号線その2興野案内図(黄色)

補助第138号線(環七南通り)江北地区及び興野地区の位置図

東京都市計画道路補助第255号線

補助第255号線は、竹の塚七丁目から梅島一丁目までを結ぶ延長3,530mの道路で、竹の塚七丁目から島根三丁目まではすでに完成しています。
今回、足立区で着手を目指す区間は、環状七号線から旧日光街道までの延長680mで、第四次事業化計画(平成28年度から令和7年度まで)の優先整備路線に選ばれています。沿道周辺地区は、防災機能を備えた公園や避難路となる道路が必要な地域となっており、道路を整備することで、災害時の周辺への延焼防止や避難路、緊急輸送路を確保します。
令和3年度に現況測量を実施、令和4年度には用地測量や基本設計に着手し、早期事業化に取り組んでいます。

<関連リンク>西新井駅東口周辺地区のまちづくり

区間:梅島三丁目地内
延長:680m
計画幅員:16mから27m

補助第255号線位置図

補助第255号線位置図

東京都市計画道路補助第256号線(花畑大橋通り)

補助第256号線は、足立区内の四家交差点(中央本町三丁目)から花畑大橋(花畑五丁目)を南北方向に結ぶ延長4,180mの道路です。
環状七号線から花畑大橋までの北側は区画整理事業で完成しておりますが、環状七号線から南側の四家交差点までの約840mは、現況測量や用地測量、基本設計を経て、令和2年2月28日に事業認可を取得しました。用地補償説明会を行った後、補償算定業務、用地取得に着手しており、令和4年度末で取得率は約35%です。用地取得ができたところは、歩行者空間を確保するため暫定歩道を整備しています。

区間:中央本町三丁目11番から青井六丁目25番先(四家交差点から環状七号線)
事業期間:令和元年度から令和15年度末
延長:840m
幅員:15mから15.2m(両側歩道3m、車道9m

補助第256号線案内図

補助第256号線歩道整備写真

補助第256号線(花畑大橋通り)位置図及び暫定歩道を整備した写真

東京都市計画道路足立区画街路第9号線

画街路第9号線は、東武スカイツリーライン西新井駅西口からけいさつ前通りの交差点を結ぶさくら参道の一部で、西新井駅西口周辺地区の防災まちづくりと連携して、地域拠点としての交通利便性を高めることを目的とし、駅前交通広場と一体的に整備を目指しています。
平成16年に都市計画決定を行い、その後、交通需要の変化に伴い、平成27年に都市計画変更を行いました。用地測量や基本設計を行い令和4年4月18日に事業認可を取得しました。

今後の予定や周辺のまちづくりについては下記をご参照下さい。

<関連リンク>西新井駅西口周辺地区拠点地区のまちづくり

区間:西新井栄町一丁目及び西新井栄町二丁目地内
事業期間:令和4年度から令和11年度
交通広場の面積:5,468平方メートル
街路部分の延長:23.5m
幅員:22m

区画9号位置図

区画街路第9号線位置図

東京都市計画道路足立区画街路第14号線

区画街路第14号線は、東武伊勢崎線竹ノ塚駅の駅前交通広場と都施行で事業中の補助第261号線を結ぶ道路であり、竹ノ塚駅付近の連続立体交差化と併せ、交通結節機能の強化や回遊性のある歩行者空間の確保および地域の防災性の向上を図るため、駅前交通広場と一体的に整備を行います。
平成23年12月20日に事業認可を取得し、排水施設(下水道)の整備や電線共同溝(無電柱化)本体工事は終えています。令和4年度は東京電力やNTTなどの電線事業者による電線類入構(地中化)工事を行いました。令和5年度は街路部の整備工事を行い、令和6年度は駅前交通広場の暫定整備工事を行います。尚、駅前交通広場については都施工で事業中の整備に合わせて本整備を行います。

<関連リンク>竹ノ塚駅周辺地区のまちづくり

区間:西竹の塚二丁目(駅前から補助第261号線)
事業期間:平成23年度から令和6年度
交通広場の面積:4,249平方メートル
街路部分の延長:97m
幅員:18m(両側歩道4.5m、車道9m)

 

暫定整備時完成形パース図

 

 

東京都市計画道路足立区画街路第15号線

平成31年3月の東京メトロ千代田線の北綾瀬駅始発代々木上原方面への直通運転を契機として、駅利用者の増加や子育て世代を中心に人口増加が顕著になっています。
令和3年7月策定の北綾瀬駅周辺地区まちづくり計画では、駅前交通広場の整備により安全で便利な駅周辺の交通環境の確保を目指すこととされ、令和3年4月19日に都市計画決定されました。その後も、関係機関と協議を行い、令和3年9月8日に事業認可を取得しました。令和4年度には駅前交通広場及びペデストリアンデッキ整備工事に着手しています。

<関連リンク>北綾瀬駅周辺地区のまちづくり

区画:谷中四丁目地内
事業期間:令和3年度から令和6年度
交通広場の面積:2,117平方メートル
街路部分の延長:7.6m
幅員:19m

区画街路第15号線案内図

区画街路第15号線位置図

 

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