ホーム > 健康・福祉 > 健康 > 健康診査(検診・検査) > 健康診査(検診・検査)トップページ > 2年に一度は乳がん検診 セルフチェックも忘れずに
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公開日:2020年12月4日 更新日:2023年10月6日
毎年10月はピンクリボン月間として、乳がんについての啓発活動が多く行われます。
ピンクリボンとは、乳がんの正しい知識を広め、乳がん検診の早期受診を推進することなどを目的として行われる世界規模の啓発活動です。ピンクリボンのはじまりは、アメリカの乳がんで亡くなられた患者の家族が、「このような悲しい出来事が繰り返されないように」と願いを込めて作ったリボンでした。その想いが世界規模で多くの女性に乳がん検診受診のきっかけを与えています。
是非、10月のピンクリボン月間をご自身の健康のこと、乳がんのことを考える機会にしてください。
乳がんに罹患する人は、年々増加傾向にあり、最新の統計によれば、日本人女性の9人に1人が生涯のあいだに乳がんを発症すると言われています。
しかしながら、乳がんは早期に発見できれば、身体に負担が少ない手術で治療することも可能です。足立区では、早期の乳がんも発見することができるマンモグラフィ(乳房X線撮影)による乳がん検診を実施し、乳がん死亡率の減少を推進しています。
乳がんは女性がもっともかかりやすい「がん」で、30歳代から増加をはじめ40歳代でピークを迎えます。40歳から60歳の女性のがん死亡率の1位は乳がんです。
「乳がんは他人事ではなく、自分事」です。
どの病気でも早期発見できるにこしたことはありませんが、中でも乳がんは、早期発見が重要な病気のひとつで、早期発見できれば完治する可能性が高い病気です。
早期に発見できれば治癒できる可能性が高いことはもちろん、治療の選択の幅もひろがります。
乳がん検診の対象となったら必ず受診しましょう。
足立区では、40歳以上(年度末年齢)で、前年度未受診の女性を対象に乳がん検診を実施しております。
500円(生活保護受給者・中国残留邦人等支援給付受給者の方は免除制度あり)
※検査結果により精密検査等が必要な場合は、保険診療(有料)となります。
問診、マンモグラフィ撮影
※ 受診場所、申込方法など詳細は下記URLで確認できますので、是非乳がん検診を受診してください。
https://www.city.adachi.tokyo.jp/datahealth/fukushi-kenko/kenko/cancerscreening.html
乳がんの初期症状の90%がしこりであると言われており、より早い時期から異常を発見するために、ブレスト・アウェアネス=「乳房を意識する生活習慣」が重要となります。
ワコールのピンクリボンページで、ブレスト・アウェアネスについて、デイリーチェックの方法等を確認できますので、参考にしていただき実践してみてください。
https://www.wacoal.jp/pink_ribbon/selfcheck/
※株式会社ワコールのHPが開きます。
また、足立区では35歳と39歳の女性の方に、乳がん予防セットを令和5年9月28日にお送りしました。
乳がん予防セットはセルフチェックの方法、タイミングなどが記載されているお風呂に貼るポスターとリーフレットです。是非ご確認いただき、ご活用ください。
デイリーチェック(セルフチェック)の際に、何かいつもと違う異常を発見したらためらわず、なるべく早く乳腺専門医の診察を受けましょう。
最近では、胸筋温存手術や乳房温存手術、乳房の再建手術などが工夫されています。早期に受診する勇気が大切です。
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