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公開日:2020年8月1日 更新日:2023年9月16日

總持寺三匝堂(そうじじさんそうどう)一棟

■足立区登録有形文化財(建造物)〈昭和57年12月10日〉
持寺(西新井1-15-1) 【地図】(外部サイトへリンク)
■外観のみ公開
(見学の際は、マナーを必ず守ってください)

総持寺三匝堂   

三匝堂は、別名栄螺堂(さざえどう)とも呼ばれます。三匝堂は、三回めぐって三層に至る意味から名付けられ、栄螺堂は螺旋階段(らせんかいだん)で堂内を昇降することからつけられた呼び名です。堂内は約3.7メートル四方の広さで、高さは三層で約10メートルあります。三匝堂は東日本を中心に作られましたが、現存するのは6棟しかなく、總持寺三匝堂は大変貴重なものです。
創建は天保5年(1834)といわれ、明治17年(1884)に改修されています。その時、堂内の階段は取り外されました。また堂の下や周囲に諸国の霊場から取り寄せた砂を埋納しており、この砂を踏むことで参拝者は諸国の霊場を回ったのと同じ功徳を積むことができるといわれています。
正面の軒下に掲げられた円形の扁額は高村光雲作と伝わっています。
なお、總持寺は、国宝・重要文化財などの寺宝があるほか、「山門」・「紙本着色弘法大師修法図」・「松本子邦碑」および庚申塔4基が足立区登録文化財となっています。

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