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公開日:2021年1月12日 更新日:2023年9月16日

延命寺山門(えんめいじさんもん)一棟

■足立区登録有形文化財(建造物)〈昭和57年12月10日登録〉
■延命寺(竹の塚5―26
14) 【地図】(外部サイトへリンク)
■公開
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延命寺山門

延命寺は、如意山普門院延命寺といい、真言宗豊山派の寺院です。延慶2年(1309)に法印宥慶を開山として創建されました。
延命寺山門は、もともと新潟県の佐渡島にある円通寺の山門で、宝暦4年(1754)の創建といい、昭和51年(1976)に延命寺へ移築されました。延命寺の山号にちなんで如意門と呼ばれています。
飛騨高山の名工、梶浦某が5年の歳月を掛けて、創建したといい、一間一戸の薬医門で総欅造、屋根は切妻造本瓦葺で、正面の軒に唐破風がついています。彫刻の種類も多彩をきわめ、うず文、波紋、菊、松、竹、獅子、象、鶴亀、迦陵頻伽(かりょうびんが:上半身が人で、下半身が鳥という想像上の生物)など当時の建築装飾の粋を集めたような華麗な山門です。
なお、延命寺は、「木造聖徳太子立像」と板碑1基・庚申塔1基が足立区登録文化財となっています。

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