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公開日:2020年6月1日 更新日:2022年1月6日

八代目市川団十郎奉納木造提灯扁額(はちだいめいちかわだんじゅうろうほうのうもくぞうちょうちんへんがく)一面

■足立区登録有形文化財(工芸品)〈平成27年1月15日登録〉
■大聖寺(関原2-22-10) 【地図】(外部サイトへリンク)
■非公開

八代目市川団十郎奉納提灯扁額八代目市川団十郎

嘉永6年(1853)に、江戸を代表する歌舞伎役者八代目市川団十郎が奉納した木造の扁額。提灯をかたどっていますが、火を灯す実用品ではありません。
外枠の裏には、左側に「子孫蕃育祈」・「市川団十郎」、右側に「嘉永六癸丑六月廿八日」・「寿海老人白猿拝書」と書かれています。寿海老人白猿は、七代目市川団十郎のことで、八代目の実父であり、奉納の目的が子孫繁栄であったことがわかります。
提灯は下地を黒色に塗ってあり、正面にだけ「八代目」と大きく書いた江戸文字(勘亭流)の切り文字を貼り付け、金泥を塗ってあります。胴部には、「松皮菱」の透かし文が彫られています。上輪・下輪は、2枚の部材を重ね、その上に木造金泥塗りの市川家の「三升」紋各6個を目釘で止めています。平成31年度に修復され、往時の輝きを取り戻しました。
幕末の頃、八代目市川団十郎は猿若町(現在の台東区浅草六丁目)に住んでおり、成田山とは別に、自分の住まいからも程近く、江戸近郊で人気を博していた不動信仰の寺院である関原不動尊に足を運んだのだろうと推測されます。
なお、大聖寺には、「八代目市川団十郎奉納木造提灯扁額」のほかに「大聖寺本堂」「関原不動尊略縁起」・「大般若経」および板碑2基が文化財に登録されています。

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