ここから本文です。
公開日:2025年9月10日 更新日:2025年9月11日
令和7年10月からガバメントクラウドファンディングに挑戦予定!
子ども靴からはじまる、小さな循環。大きな未来。
― 足立区 × kutoon サステナブル・プロジェクト ―
子どもは成長が早く、数か月で靴が小さくなります。
家庭には「まだきれいなのに履けなくなった靴」が並び、やがて多くが処分されてしまうのが現実です。
実は、日本では毎年約3,500万足の子ども靴が廃棄されていると言われています。
素材の多くは合成樹脂やゴム。燃やせばCO₂排出につながり、埋めれば分解されずに環境負荷を残す。
私たちの身近な暮らしの中に、持続可能性を問う課題があるのです。
この現状を変えるため、足立区はサステナブル子ども靴ブランド「kutoon」と手を組みました。
目指すのは 「子ども靴を循環させる地域モデル」の構築。
地域で集めたまだ使える靴を丁寧に洗浄・リペアし、レンタルサービスを通じて必要とする家庭へ再び届けることで、一足の靴が「ゴミ」ではなく「資源」として生き続ける。
そして、足立区のイベントで販売した子ども靴の利益を「あだち子どもの未来応援基金」へ寄付し、「貧困の連鎖」の解決へつなげていく。
靴を通じて「もったいない」と「困っている」を結びつける。その小さな循環を積み重ねることで、環境への負荷を減らすとともに、社会課題を解決し、未来への責任を果たしていきます。
靴の循環は単に「もったいないをなくす」ことではありません。
・CO₂排出削減:廃棄・焼却を減らし、環境への負担を軽減
・資源の有効活用:限られた素材を「長く生かす」循環型社会へ
・地域のエコシステム形成:子育て家庭・地域住民・行政・企業がつながる
・社会課題解決の循環:靴の循環から「貧困の連鎖」という社会課題の解決へ
足立区から始まるこの挑戦は、「環境にやさしいまち」と「子どもにやさしいまち」を両立させる試みです。
クラウドファンディングでいただいたご支援は、
・子ども靴回収ボックスの製作費用
・循環の仕組みを広げる情報発信
・循環システムの運営・管理
に活用します。
もし、履けなくなった子ども靴が、次の子どもの笑顔と未来につながったら。
もし、その小さな行動が、地球にやさしい選択となったら。
私たちは「子どもの成長」と「地球の持続可能性」を同時に守ることができます。
それは、足立から始まる小さな物語。けれど、未来に向けた大きな一歩です。
あなたのご支援で、子ども靴の循環からサステナブルな未来を。
ぜひ、この挑戦に参加してみませんか?
・家庭でサイズアウト
↓
・子ども回収ボックスへ寄付
↓
・クリーニング・品質チェック
↓
・足立区内イベントでの販売(売上の一部をあだち子どもの未来応援基金へ寄付)
↓
・新しい家庭で再利用
・令和7年10月 子ども靴回収ボックスの設置を開始
・令和8年3月 足立区イベントで靴の販売
・令和7年9月 子ども靴回収ボックスの設置終了
事業費用は、ふるさと納税を活用したクラウドファンディングで広く募集しますので、事業実現のため、ぜひご協力をお願いします。
※区内在住者も寄附することができます(返礼品はありません)。
※目標金額以上の寄付をいただいた場合や寄付金額が実際に必要となった経費を上回った場合は、「子どもの貧困対策」に関する事業費に充当し、子どもの未来を応援する取り組みを展開していきます。
「クラウドファンディング」は、自治体が行うプロジェクトに共感してくださった全国の方から、インターネットを通じて寄附を募る仕組み。寄附してくださる方は、地元はもちろん、遠く離れた場所に住む“まちのファン”もいます。「この活動を応援したい!」という想いが集まれば、行政だけでは難しい挑戦や、地域の魅力を活かした取り組みが実現できることに加え、地域の課題や魅力を広く知ってもらい、共感の輪を広げる大切なきっかけにすることができます。
こちらの記事も読まれています
お問い合わせ
このページに知りたい情報がない場合は