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公開日:2021年10月1日 更新日:2024年5月11日
10月は、中旬がバラの見頃。10月14日には「#鉄道の日」があります。お散歩で立ち寄りたい、「バラが見どころの公園3選」、#鉄道の日に行きたい「北鹿浜公園」、そして「電車やお花好きのお子さんと一緒に巡りたいご近所2選」をあわせて紹介します。
バラが咲くのは春だけ?じつは秋にも花を咲かせます。これは、10月の中旬ごろに咲きそろうように、9月上旬に剪定しているから。夏の間のお手入れが開花となって結実する秋。足立区の誇る「バラの見どころ公園3選」はこちらです。
秋に咲くバラは、気温が下がっていくため、春と比べると一輪ずつゆっくりと開花していきます。花数は春ほどではありませんが、一輪ずつ本来の色味が味わえるといわれています。また、訪れてはじめて気づくバラの”香り”にもときめきます。春にアーチや壁面を彩っていたつるバラは秋は枝葉を伸ばし、冬に向けて体力を蓄えています。
▲青和ばら公園の秋に開花するバラの様子(青井3-18-15)
ベルモント公園といえば、足立区が昭和59年10月から姉妹都市として交流を続けているオーストラリアのベルモント市の名を冠した公園。園内には洋風の陳列館や、噴水のある池、広々とした芝生広場が。バラ花壇は園路沿いにあります。なかでも、”アンクルウォルター”という深紅のつるバラは勢いよく枝葉を伸ばし、華麗に咲き誇ります。ゆるやかにカーブする園路をめぐりながら、噴水の水音に耳を傾け、バラを眺めるひととき。ゆったりとした時間が流れています。
▲ベルモント公園の秋に開花するバラの様子(梅島1-33-7)
隅田川のほとりにある新田さくら公園(しんでんさくらこうえん)の北西側の入口を入ると、階段とスロープの両側にバラ花壇が。面積は約640平方メートルとボリュームたっぷりです。
フロリバンダと呼ばれる、50センチメートル程度の背丈の低いバラが咲きます。フロリバンダは、ひと株から花束のブーケのようにたくさんの花が咲くので、開花期にはバラが花壇一面を埋め尽くす様子が見どころです。
園内には、区内最大級16000平方メートルの芝生広場や、大型複合遊具もあり、隅田川にかかる新豊橋と水面の景観も見ごたえがあります。
▲新田さくら公園の秋に開花するバラの様子(新田3-34-1)
今年の開花状況は、リンク先からご覧ください。開花状況は、天候等により変動します。
10月14日は、明治5年(1872年)、新橋から横浜間に日本で最初の鉄道が開通したことを記念して、平成6年に「鉄道の日」と定められました。ちなみに、1872年は、一万円札でおなじみ福沢諭吉著作の「学問のすすめ」初版本が発行された年でもあります。
ここでご紹介するのは「北鹿浜公園」。北鹿浜公園には、昭和4年(1929年)に製造され、昭和41年(1966年)まで、大阪の亀山機関区を37年にわたり実際に運行していた、本物の蒸気機関車が展示されています。運行時は、客車に人を乗せて10両も引いていたそうです。
さらに詳しくいきましょう。この蒸気機関車の名前はC5075。Cは、動輪の数が3つあるということ。50は型式名。75は、その型の機関車の75番目につくられた車両、という意味です。迫力ある車体の大きさは、長さが16メートル68センチ。高さ3メートル88センチ、重さ60トン。動輪は直径1メートル56センチと、大人の女性の背丈ほどもある大きさです。
機関車は柵の中なので外から見るだけですが、近づくとその大きさや黒々と光る車体は迫力満点です。
さらに!北鹿浜公園では、ミニ列車に乗って園内をぐるっと一周できます。線路沿いにはお花も咲いていて、移り変わる風景にわくわく、カーブではドキドキと気持ちもノリノリに。料金は小学生未満は無料、小学生は30円、中学生以上は70円とリーズナブル。100円ワンコインで、大人と子どもが一緒に楽しめるようにと配慮した価格設定です。
そして!トイレではアートが楽しめる?!駐車場側のトイレの壁画は、公園を利用する方から乗り物の”ぬりえ”を募集し、トイレに描きました。南側のトイレには、月へと向かう列車が描かれています。足立区では、公園トイレの印象を刷新するため、”あだちトイレアートProject”と銘打ち、トイレのイメージアップに取り組んでいます。
▲北鹿浜公園のトイレアート
▲応募作品の一つひとつの絵柄を、職人さんが、原画の印象まで大切にしながら丁寧に描き上げました。
まだまだご紹介ポイントはありますが、続きは実際に行ってみてのお楽しみに。
電車が見える公園やミニ列車に乗れる公園はほかにもあります(北鹿浜公園は上記と重なっています)。電車好きなお子さんは、電車が来る音が聞こえるたびに、時間を忘れて引き込まれてしまうかも。
蒸気機関車やミニ列車が楽しめる北鹿浜公園に出かけたら、都市農業公園までちょっと足を伸ばしてみませんか?都市農業公園の「キッチンとれたて」では、収穫したての有機野菜を使ったランチも味わえます。さらに、隣接する荒川河川敷の広場には一面のコスモス畑が。都市農業公園は、荒川河川敷のサイクリングの休憩場所として利用される方が多く、自転車散歩にも◎。
コスモスは、例年10月中旬から11月下旬にかけて見頃を迎えます。今年の見頃は都市農業公園ホームページ(外部サイトへリンク)でご案内します。
秋冬限定メニューは「季節のあだち菜うどん」!小鉢付きで大満足のボリューム。
「キッチンとれたて」のメニューには、園内で有機栽培している野菜を取り入れています。あだち菜うどんのセットの小鉢に使われている小松菜、山東菜、サトイモは園内で収穫したもの。有機野菜ならではの、身体も喜ぶ滋味豊かな味わいです。※園内から調達する野菜は収穫状況により変動します。
都市農業公園では、収穫体験からハーブ教室まで、興味関心に合わせて楽しめる季節のイベントを開催しています。イベントは事前申し込みが必要なものもありますので、都市農業公園のホームページ(外部サイトへリンク)をご覧ください。
バラは確かにきれいだけど、子どもってすぐに飽きちゃう。そんなお悩みにお応えするのが、多彩な魅力をもつベルモント公園です。ベルモント公園には、バラ花壇のほかにも、噴水や広い芝生広場、幼児向けの遊具コーナー、道路を挟んだ敷地には児童向けの遊具もあり、洋風建築が芝生に映える陳列館のテラスで休憩もできます。
さらに、日光街道(国道4号)に向かうと徒歩5分ほどで、たくさんの種類の消防車が待機する「足立消防署」があります。シャッターが上がっていれば、いろいろな種類の消防車が見られますよ。
消防署の正面が足立区役所。区役所14階には展望レストラン(営業時間午前11時から午後8時)があり、足立区の朝どれ野菜やこだわりの鮮魚で作った和食が楽しめます。天気の良い日は14階からの眺めも爽快。気軽なランチで、まずはお立ちよりください。
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