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公開日：2024年3月26日 更新日：2024年3月26日
Q＆A 区長編2（令和6年3月16日実施Webからアダチ）
Webからアダチの中で、参加者のみなさまからいただいた質問を掲載していますので参考にしてください。
区長への質問2
配信時に回答済みの質問を掲載しています。
Ｑ1.それぞれのエリアでまちづくりが進行していると思いますが、子育て世帯等の転入者数は増えてきているのでしょうか。
A.映像で紹介したエリアですと、六町や綾瀬は交通の利便性が良いこともありますし、新しい戸建てやマンションも建ったりしておりますので、転入者が多いですね。現在、２３区の中でも子育て世代を取り込もうということでまちづくりだけでなく、ソフト面でもしのぎを削っているわけです。給食費の無償化もその代表かと思いますし、大学進学にあたっての足立区独自の返済が不要な奨学金の創設ですとか、色々知恵を絞っておりますので、若い方が自分たちもこういうサービスがあったら、この土地で結婚して子育てしていきたいなというアイデアを形にしていただけたらありがたいです。
Ｑ2.多岐にわたる仕事の中で最も印象に残っているものを教えてください。
A.区長になって１７年目になりますが、１つだけと言われれば「東京電機大学の北千住への誘致」です。平成１９年に就任しましたが、当時すでにマンションの開発というまちづくりの計画が出来上がっておりました。そんな時にたまたま当時の東京電機大学の理事長が千住にいらして、日本たばこ産業の土地に大学を誘致できないかという希望を持たれた。ですからマンションから大学へとまちづくりが１８０度展開してしまったということですね。東京電機大学の建設地にマンションが建っていたら、今の千住は若者のまち、おしゃれなまちと評価されていたかと言うと、私は違ったのじゃないかなと思います。千住は足立の顔でもありますし、その顔が非常に認知されているということですから、何か１つと言われれば東京電機大学の誘致です。そこには計画を逆転させる力も入りましたし、様々な方々のご協力も必要でしたが、実行した価値はあったなと思いました。
Ｑ3.若手職員が区長と仕事で関わることはありますか。
あります。今日の映像には映っていませんが、中継地にいる職員の中にも若手職員はいます。例えば、各福祉課とか区民事務所といった本庁舎以外の職場で勤務している方とはなかなか交流する機会は少ないですが、職場によっては４月に入区した方がすぐに区長室に入るような仕事もありますので、ベテランにならないと区長と仕事をしないということは必ずしもないですね。
Ｑ4.足立区の課題について教えてください。
A.「治安」「学力」「健康」「貧困の連鎖」という４つを足立区が乗り越えなければならない課題ということで、これまでやってきました。ただ、課題は解決するだけでなく、その課題を覆いつくすような魅力の創出、つまり課題解決と魅力創出の双方向からのアプローチが足立区の特徴かなと思います。
Ｑ5.花畑エリアについてはあまり交通の便が良いイメージが正直ありません。今後路線の開通等の計画はありますか。
A.正直に申し上げてなかなか厳しい状況です。文教大学にも谷塚駅から学生のみなさんは通われている。交通の不便地域という認識でバスを試験的に運行してみたのですが、乗車人数が少なく、収益率が上がらずに実験を断念したこともありました。今年の６月以降、花畑と反対の入谷・鹿浜地域でデマンドタクシーという新しい実験を始めます。一定程度成果が出れば、花畑のバスが中止した地域でも実験的に始めることはできるかもしれないです。今、国でもライドシェアとか新しい交通施策が検討されています。どういう形でこれからの高齢者または子育て世代の日常の足を確保していくかは足立区にとっても重い課題だと思っていますけれど、何もしないというわけでなく、新しい実験を行っていくことも１つ視野に入れています。
Ｑ6.どうして足立区長になろうと思ったのか
A.区長になる前に１０年間都議会議員をやりました。足立区の場合６人選出されますが、その中で選挙のたびに公約を立てて、当選させていただいて１０年やってきましたが、大勢いらっしゃる議員の中でいくら自分が思っていてもなかなか公約を実現することができない。そこにもどかしさを感じて、区長になって足立区のまちを変え、公約の実現を果たしていきたいという思いで、議員から区長に転身しました。
Ｑ7.足立区のまちづくりに携わるお仕事は大変やりがいのあるものだと感じました。足立区職員の中で、どの部署が特にまちづくりに関わるのでしょうか。
A.１つはエリアデザイン推進室ですね。エリア全体のグランドデザインを描きます。また、まちづくりとすると都市建設部各課に分散しています。まちづくりと言ってもその中には例えば、公園、道路、老朽家屋といったように細かく分かれています。まちづくりの中で自分が担いたいものが何かを少しフォーカスしていただけるとよいですね。
Ｑ8.区長が考える足立区の一番の魅力を教えていただきたいです。
A.可能性だと思います。まちが持っているポテンシャルもそうですし、足立区だったら何とか子育てできるとか、足立区だからこそ希望を持って生きることができるというような懐の深さ、温かさ、そういう可能性が足立区の一番の魅力だと思います。区の伸びしろもそこにあるなと思います。
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