握力計を設置しました

　握力は全身の筋力のバロメーターであり、フレイル（健康な状態と要介護の中間にあたる、筋力や心身の活力が低下した状態）の目安として大変有効なのだそうです。そこで、区役所本庁舎の1階と、すこやかプラザあだちの1階に握力計を設置しました。本庁舎は血圧計の横に置きましたので、併せて測定してみてください。

　ちなみに握力は男性26kg、女性18kgがフレイルの基準とのことですから、これより上をめざす必要があります。

　とは言え、意外にハードルは高そうです。早速挑戦した某部長は基準に届かず、「こんなはずでは…」と首をかしげていました。

　特に高齢期になってから握力や筋力を上げることはかなり大変なのだそうで、今の状態を維持することに注力して欲しいと、区の担当者は申しております。

　現状維持に向けては「筋肉の素であるたんぱく質をしっかりとる」「筋肉に負荷をかける運動を行う」「区が開催しているフレイル予防の講座に参加する」などがポイントです。

　特に運動については、身体の状態に個人差がありますので、くれぐれも無理をせず、座ってできる運動や、家事の際の爪先立ちや足首の上げ下げなどの「ちょこ活」をとりいれてみては如何でしょうか。また、てぬぐいやタオルで家庭でも手軽にできる「てぬぐい体操」もおすすめです。

　皆様におすすめする以上、先ずは率先垂範を心がけます。