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公開日:2019年12月16日 更新日:2025年3月21日
食品ロスとは、まだ食べられるのに捨てられてしまった食品のことです。
令和5年度足立区ごみの組成分析調査によると、燃やすごみの中で5.3%の食品が直接廃棄されているという調査結果が出ました。これを年間のごみ量で計算すると、約6,300トンの食品が直接廃棄されていると推計されます。
ちなみに、日本全体の食品ロス量は、年間472万トン(農林水産省食品ロスの現状令和4年度推計値参照(外部サイトへリンク))発生しています。
年間472万トンの食品ロスのなかで、その50%、236万トンが家庭から発生しています。
今日から実践できる食品ロス削減3カ条を意識することが食品ロスの削減の第一歩です!
1買物前に家にある食材を確認
2使い切れる分だけ食材を買う
3食べられる分だけ調理する
『もったいない』
この言葉は食品ロスを考えるうえで、とても大切な言葉です。普段、何気なく使っているこの言葉ですが、食品に向き合ったとき思い出してみて下さい。
「もったいない」という気持ちは今や世界でも「MOTTAINAI」として広がりつつある言葉です!ごみを減らす合言葉3R(リデュース・リユース・リサイクル)に加え、感謝・尊敬を表す「Respect(リスペクト)」が込められています。
地球環境を思い、感謝する気持ち。この日本生まれのすばらしい言葉を大切にしましょう。
買い物をするときは、必要なものを、必要な分だけ買う!
ポイント1.出掛ける前に冷蔵庫の中をチェック!
ポイント2.必要なもの(買うもの)をリストアップ!
ポイント3.ばら売りで必要な分だけ買う!
ポイント4.すぐに食べるものは手前の商品から取る!
調理をするときは、食材を最大限に利用する!
ポイント1.野菜などの皮は薄く上手にカット!
ポイント2.野菜の葉や皮も一工夫して食材に!
ポイント3.残った食材はリメイクして別料理に変身!
【耳寄り情報】
消費者庁では、食材を無駄にしないレシピ集を公開しています。調理の際の参考に!
消費者庁のキッチン[公式ページ](料理レシピサイト「クックパッド内」)(外部サイトへリンク)
外食をするときは、残さずしっかり食べきる!
ポイント1.注文は食べきれる量を!
ポイント2.苦手なものはお店に事前に相談してみましょう!
ポイント3.飲み会などでは料理を楽しむ時間を作ろう!
多くの食品には「賞味期限」または「消費期限」が表示されています。これらの意味を正しく理解することも食品ロスを減らす方法のひとつです。
これらの期限は各食品の開封前の期限が表示されています。一度開封した食品は表示期限に関わらず、早めに食べるようにしてください。また、賞味期限が過ぎた食品については、ご自身で慎重に判断するようにして下さい。
「缶詰」「レトルト」「インスタント食品」など、ご家庭であまりがちな食品を使ったレシピをご紹介しています。
美味しく食べて食品ロスを減らしましょう♪
下記リンクからご覧ください!
フードドライブとは、家庭で余っている食品を学校や職場などに持ち寄りそれらをまとめて地域の福祉団体や施設、フードバンクなどに寄付する活動です。
「特売で買った缶詰がたくさん残っている…」「いただきもののお菓子やジュースがたくさん有るけれど、家庭では食べきれない…」皆さんの身の回りにもそうした食品はありませんか。
区内では区施設や民間事業者にて、フードドライブを実施しています。
フードドライブの受付窓口、対象食品は「フードドライブ(未利用食品の回収)」のページをご覧ください。
足立区は、令和2年10月1日にフードシェアリングサービス「TABETE」を運営する株式会社コークッキングと協定を結びました。
フードシェアリングサービスとは飲食店等の廃棄直前の食品と消費者とをマッチングするサービスです。アプリ「TABETE」に割安に出品された食品を消費者が購入し、手数料は店舗の売り上げから支払われる仕組みです。
消費者は食品を安く購入でき、店舗は廃棄コストを利益に変えることができ、ごみ量も減らし、環境負荷を軽減できる取り組みです。
足立区ではフードシェアリングの普及、啓発を通して区内の食品ロス削減を図っていきます。
詳細は下記リンクをご覧ください。
3010運動とは、宴会時の食べ残しを減らすためのキャンペーンです!
<乾杯後30分間>は席を立たずに料理を楽しみましょう、
<お開き10分前>になったら、自分の席に戻って、再度料理を楽しみましょう、
と呼びかけて、食品ロスを削減するものです。
歓送迎会や暑気払い、忘年会・新年会など、幹事さんだけでなく、一人ひとりが「もったいない」という気持ちを持って食べ残しがないよう心がけてください。
画像は環境省が作成した卓上三角柱POPです。様々なシーンで使用できるので是非ご活用ください。
もてあましている食材に、最高のスポットライトを!
「頂き物の缶詰」「食べごろぎりぎりの野菜」「特売で買いすぎた加工品」
このような、家庭で“もてあましている食材”をみんなで持ち寄り、おいしい料理に変身させる。
それが『サルベージ・パーティ®』です!
「食材の新しい使い方」「じぶんにできること」
サルベージ・パーティ®を通してきっと新しい発見ができるはず。
あなたもサルベージ・パーティ®を開いてみませんか。
平成30年1月27日(土曜日)、梅田地域学習センターの料理室で食品ロスを減らすための工夫を学ぶため、サルベージ・パーティ®を開きました。
当日は20名の参加者が家庭で使わない食材を1品ずつ持ち寄り、プロのシェフ考案のレシピにより7品のおいしい料理に変身しました。
参加者からは、「大変勉強になった。」「家庭で実践したい。」「サルベージ・パーティをもっと身近にしていけたらと思う。」などの前向きなご意見をいただきました。
【関連リンク】
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