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公開日:2021年10月6日 更新日:2024年9月18日
日本全体で発生している食品ロスの量は年間約472万トン。そのうち半分にあたる236万トンが家庭から発生しています!(※1)
家庭からでる食品ロスの原因として、「買いすぎ」と「使い忘れ」が挙げられます。
今、どんな食品が家にあるのか?
在庫の把握や見える化により、食品のムダをなくすことが、食品ロスの削減につながります!
※1 令和5年度年度農林水産省推計値
区の世論調査によると、「食品ロスを減らすための具体的な行動」の実施率は4割以下でした。(※2)
※2 令和5年度足立区世論調査
・買い物前に必要なものをメモに書き、買いすぎないように注意している(36.6%)
・買い物前に冷蔵庫の在庫をチェックする(36.4%)
・買い物の際、棚の手前に陳列された食品から取る(17.4%)
家庭からの食品ロスを減らすキーワードは「在庫の把握」と「見える化」です。
そのために効果的なのは、冷蔵庫を整理整頓して中身が一目でわかるようにすること!
在庫がしっかり把握できるようになると余計な買い物も減り、お財布にも優しいですね。
ごちゃごちゃ冷蔵庫は…
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すっきり冷蔵庫は…
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まずは、冷蔵庫内に何が入っているのかチェック!
中身を全部出して、品目や使う頻度等で種類分けをしてみましょう。
「毎月●日は冷蔵庫の棚卸しの日」などルールを決めると、整理整頓が習慣化されます!
家族みんなで使う冷蔵庫だから、みんなできれいに使いたいもの。
例えばこんな工夫で、冷蔵庫が自然と散らかりにくくなります。
買いすぎや買い忘れの防止にも効果あり!
食品の在庫を確認せずに買い物に出かけてしまうと、同じものや余計なものまで買ってしまいがちです。
買い物前に冷蔵庫の中をチェックし、必要なものを決めてから出かけましょう!
買い物メモを作るのは面倒…という方は、携帯やスマホで冷蔵庫内の写真をとる方法がおススメ。冷蔵庫内の在庫を確認しながらお買い物できます。
SDGsの目標の一つ「12 つくる責任 つかう責任」では、ターゲットに「12.3 2030年までに小売・消費レベルにおける世界全体の一人当たりの食料の廃棄を半減させ、収穫後損失などの生産・サプライチェーンにおける食品ロスを減少させる」と設定されています。
ひとりひとりが行動を起こし、食品ロスの量を減らすことは、SDGsの目標達成につながります。
「家にある食品を余らせない!」「食べきれない量を買わない!」を実現できる「すっきり冷蔵庫」をぜひご自宅で取り組んでみてください。
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