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公開日:2021年5月15日 更新日:2023年9月16日
■足立区登録有形文化財(工芸品)〈昭和59年11月14日登録〉
■源証寺(入谷2ー15ー25) 【地図】(外部サイトへリンク)
■公開(見学の際は、マナーを必ずお守りください)
源証寺の梵鐘は、江戸時代中期の正徳2年(1712)に鋳造されたものです。総高は131.7センチ、口径が70センチの中型の梵鐘です。銘文は性誉上人の筆で、鐘供養の導師は当寺八世の歓誉上人でした。大きく「南無阿弥陀仏」の念仏が彫られており、鋳工は舛岡儀右衛門です。
戦時中多くの梵鐘が供出されて鋳つぶされましたが、この梵鐘は鋳つぶしを免れ、戦後に日蓮宗の寺院に引き取られました。しかし、梵鐘に源証寺の名が彫ってあったことから、無事源証寺に帰ってきました。
なお、源証寺は、「太子堂」および「半鐘」、板碑五基が文化財登録されています。
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