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2023年5月・6月【恋】
恋ってどんな気持ちだろう。気が付いたら、誰かを好きになっていて、ちょっとした事で落ち込んだり、嬉しかったり、グチャグチャな気持ちになったり。それでも恋をせずにはいられない。そんな恋の物語を集めてみました。運命の恋、魂の恋、秘密の恋、主人公の真剣な思いに、泣いたり、共感したり、笑ったり、身につまされることもあるかもしれませんが、読まずにはいられない!
『化け之島初恋さがし三つ巴 1』
石川宏千花/著 脇田茜/画 講談社
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6年前にも島に来たはずなのに、その記憶が全くない。その時、恋をしたという記憶さえも。大伯母の住む離島に来た三津(みつ)は、江場家(えばけ)当主でもある彼女の威圧感に圧倒されていた。大伯母は、何としても三津の初恋の相手を思い出させようとする。相手が誰かによっては、遠い昔、江場家の娘が、混乱を治める見返りとして、滝霊王(たきれいおう)との間に交わした黙約が破られ、島に災いが起きるからだ。妖怪たちや、神々が住む場家之島(ばけのしま)で、三津が出した答えは。
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『エヴリデイ』
デイヴィッド・レヴィサン/作 三辺律子/訳 小峰書店
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意識はあるが肉体のない自分。毎朝同じ年齢のだれかのからだで目覚め1日だけ過ごす。2度同じ宿主になることはない。性別も、家庭環境も、住む場所もいろいろだが、その日1日、できるだけ宿主の人生を変えないように注意して生きてきた。ところがある日、リアノンと出会ってしまう。彼女を忘れられない。彼女の近くにいたい。彼女に自分の存在に気づいてほしい。切ない恋の行方は? 続編に『サムデイ』もあります。
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『恋する熱気球』
梨屋アリエ/著 講談社
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ぼくの恋はいきなり始まり、いきなり終わる。惚れっぽいことを気にしている平出得(ひらいでとく)。バイオリンを川に捨てたことから、川の神につきまとわれ、魔法少女「ギャル・ネリ」に変身し、動画デビューさせられてしまった星野美樹。3、2、1、着火!恋の炎が燃え上がる時、熱気球のようにふわふわと浮かんでしまう那珂川柚乃子(なかがわゆのこ)。5人の中学生が抱える、それぞれの恋。5つの短編を収録。
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