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公開日:2020年7月22日 更新日:2024年9月18日
令和元年7月2日にオランダから、リオパラリンピック競技大会走り幅跳び銅メダリストMarlene van Gansewinkel(マルレーネ・ヴァン・ガンセウィンケル)選手、オランダオリンピック委員会・スポーツ連合(NOC*NSF)事務局障がい者スポーツ専門家Rita van Doriel(リタ・ファン・ドリエル)氏が来日。
今回、参加した子どもたち全員が競技用のブレードで走るパラ陸上選手との短距離走を楽しみました。
提供:オランダオリンピック委員会・スポーツ連合
リオパラリンピック競技大会走り幅跳び銅メダリスト、2018年欧州世界選手権100m、200mともに1位
提供:オランダオリンピック委員会・スポーツ連合
オランダオリンピック委員会・スポーツ連合(NOC*NSF)
障がい者スポーツプログラムマネージャー(2008年-現在 ※2019年当時)
◆オランダ国内
オランダパラリンピック委員会事務局長(2008年-現在 ※2019年当時)
◆国際パラリンピック委員会(IPC)
IPC理事会理事(2009-現在 ※2019年当時)
IPC開発委員会委員長(2010年-現在 ※2019年当時)
◆国際オリンピック委員会(IOC)
2022年大会調整委員会メンバー(2016年-現在 ※2019年当時)
花畑地域の中学校で、パラ陸上選手による講演会、実技体験会を実施しました。
【日時・場所・参加校】
子どもたちの大歓迎 まずはやってみることが大切
メダリストから走り方を学びました おいしい給食を食べながら交流しました
今回は、校庭で、参加した子どもたち全員が、パラアスリートに走り方のレクチャーを受けました。最後は、学校ごとの選抜チームでマルレーネ選手も参加するリレー対決に挑戦しました。
陸上競技には、100m競走やハードル種目のようなトラック種目、走り幅跳びや棒高跳びのようなフィールド種目、そしてマラソンのようなロード種目があります。東京2020パラリンピック競技大会では、肢体不自由、視覚障がい、知的障がいの選手が出場し、オリンピックでは見られない競技用義足(ブレード)や、競技用車いす(レーサー)などパラアスリートの魅力が満載です。
特別支援学校と小・中学校の児童・生徒とスポーツを通じた交流事業を実施しました。
【日時・場所・参加校】
パラ陸上で使用するブレードの紹介 上手な体の使い方のお手本
講演会では、マルレーネ選手により、スポーツを通じて困難を乗り越えてきた体験談や、モチベーションの保ち方などのお話を聞きました。また、共生社会の先進国でもあるオランダの健常者と障がい者がともにスポーツを楽しむ文化について学びました。
オランダ連携プロジェクト第3弾で、リタ氏より出されていた各ブロックで障がい者スポーツの取り組みを提案するという宿題に対して、成果を発表しました。
【日時・場所・参加校】
グループごとに成果を発表 リタ氏からアドバイスをいただきました
各ブロックの発表では、障がい者スポーツについて「現在できること」「これからやれること」「将来やってみたいこと」の3つのテーマで提案をまとめ、リタ氏からそれぞれについてコメントをいただきました。
提案:地域の小・中学校や、大学とのかかわりを密にしていく。
リタ氏からのコメント:大学生のボランティアは有効
提案:ボッチャ広場を実施する。地域の施設が協力すれば多くの機会を提供できる。
リタ氏からのコメント:ボッチャの取り組みは、素晴らしい。もっと広げていきましょう。
提案:知的障がい者のグループでサッカーチームを結成する。活動場所の不足は、指導者が施設に出向くことで解決できる。
リタ氏のコメント:異なる施設のコミュニケーションが大切です。
提案:プール施設と障がい者施設が繋がり、障がい者たちがプールに通うようになった。
リタ氏のコメント:まずは、できることから始めましょう。
提案:体育館で車いすバスケットの体験会などを積極的に実施する。
リタ氏のコメント:この地域は、特別支援学校を拠点に推進できる。
提案:第2回のオランダ連携プロジェクト事業で実施した、障がい者スポーツフェスティバルでのメニューを継続していくようにする。
リタ氏のコメント:ソフト面を重視してください。人のかかわり合いが大切です。
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