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公開日:2018年2月19日 更新日:2026年2月17日
感染症の中には、人と動物の両方に感染するもの(共通感染症)があります。
また、最近は海外旅行をされる方も多く、海外から国内へ動物由来感染症が持ち込まれる危険性が高くなっています。感染症には潜伏期間があるので、帰国後しばらく経過してから具合が悪くなった場合は、早急に医療機関を受診し、渡航先・滞在期間を必ず申し出ることが重要です。
共通感染症や動物由来感染症にかからないようにするために、正しい知識と予防方法を身につけて、動物との生活を健康で楽しいものにしていきましょう。
狂犬病は、狂犬病ウイルスを保有する犬や野生動物に咬まれたり、ひっかかれたりしてできた傷口からウイルスが侵入するなどして感染する病気です。
現代の医学でも有効な治療法がなく、感染して発症してしまうとほぼ100パーセント死亡してしまいます。
世界では今でも年に5万人前後の人が亡くなっています。特にアジア地域で多く、アメリカ、ヨーロッパなどでも発生しています。日本では、平成18年にフィリピンで狂犬病に感染した犬に咬まれた人が、帰国後に日本国内で発症し死亡する事故が2件ありました。なお、日本国内で感染した事例は、昭和32年以降確認されていません。
もし、海外で犬や野生動物に咬まれたときは、すぐに傷口を水と石鹸でよく洗い消毒をするとともに、早急に現地の医療機関で狂犬病ワクチンの接種を受けてください。また、帰国時に検疫所に申し出てください。
渡航先(旅行先)の状況や活動範囲、目的などから危険度が高い場合には、事前に人用の狂犬病ワクチンの接種を受けておくこともできます。
狂犬病の症状や、国内で犬に咬まれた場合など、詳しくは「狂犬病のはなし」をご覧ください。
高病原性鳥インフルエンザ(H5N1)は、世界各地で確認されています。東南アジアを中心に、人への感染も確認されていますが、これまでのところ日本国内で人への感染は確認されていません。
また、人から人への持続的な感染は確認されていません。
一般的に、感染した鳥類と濃厚接触をした場合に人が感染します。生きた鳥が売られている市場や養鶏場に不用意に近寄らず、弱った鳥類や鳥類の死体には絶対に触れないようにするとともに、手洗いやうがいを心がけましょう。
蚊を介した感染症として、熱帯・亜熱帯地域で流行しているマラリアやデング熱、アフリカ、ヨーロッパ、中東、中央アジア、西アジア、米国などで流行しているウエストナイル熱などがあります。
予防法として、長袖・長ズボンの着用や虫除けスプレーなど、蚊に刺されないための対策が必要です。
飲用水や食べ物を介した感染症として、A型肝炎、E型肝炎、コレラなどがあります。特に海外では、生水・氷・サラダ・生の魚介類等の飲食は避けるようにしてください。
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