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公開日:2019年4月23日 更新日:2024年4月16日

就学に関する相談

1 就学相談とは

心身の発達などに課題があり特別な教育的支援の必要を感じている、または、小・中学校への就学について不安があり通常の学級以外の学級への入学や転学、通級指導学級(難聴・言語・弱視)やコミュニケーションの教室(特別支援教室)の利用を考えている保護者・お子さまを対象とした相談です。

2 就学相談の対象

  • 翌年4月に小学校入学の予定で、特別な教育的支援が必要と思われる未就学児(年長園児)
  • 現在、小学校6年生で、翌年4月に区立中学校特別支援学級または都立特別支援学校中等部へ進学を希望する児童
  • 現在、小・中学校に在学中で、区立小・中学校の特別支援学級、コミュニケーションの教室、通級指導学級、都立特別支援学校へ転学・通級を希望する児童・生徒

3 就学相談の申し込み方法・申し込み期限

  • 翌年4月に小学校に入学予定の未就学児(年長園児):保護者が直接就学相談にお申し込みください。
  • 現在、小・中学校に在籍中の児童・生徒:在籍校にご相談ください。学校から就学相談に申し込みをします。

【令和6年度 就学相談申込期限】
特別支援学級・特別支援学校:令和6年9月30日(月曜日) 必着

通級指導学級・コミュニケーションの教室:令和6年10月31日(木曜日) 必着

参考資料(令和7年度入学者用)

参考資料(令和6年度小・中学校在校生用)

4 ご相談の流れ

就学相談の受付後に、担当の相談員から保護者に連絡をさせていただき以下のこと(相談内容・状況により一部除外)を実施します。受付後順次対応させていただきますが、結果が出るまで2から3か月かかりますのでご承知おき願います。毎年、ゴールデンウイーク明けから受付を開始しますので、早めにお申し込みください。

  • 保護者との面接
  • お子さまの心理検査等の実施
  • 専門医による診断
  • 就学支援委員会(※)委員による行動観察

以上を実施後に、就学支援委員会にて、お子さまに適した学校・学級・支援等を判断させていただきます。

※就学支援委員会とは、区立小・中学校長、特別支援学級教諭等が委員となり、医師や学識経験者、都立特別支援学校教諭等からの助言を受け、就学先の審議・判断を行う委員会です。

5 よくあるご質問

Q1:就学相談はどれくらいの時期に相談するのがいいのですか?

A1:就学相談は小学校への入学の前年度から可能です。お子さまの心身の発達に課題がある場合、早い時期から適切な指導を受けることが重要だと言われています。すぐに特別な教育的支援が必要ではない場合もありますが、お気軽にご相談ください。なお、乳幼児から18歳までの発達に関する悩みや心配事には発達相談が対応しています。

Q2:就学相談での心理検査や専門医による診断で知的障がいや発達障がいだと決められてしまうのですか?

A2:就学相談では障がいの確定診断は出しません。面接や心理検査、専門医の診察、就学支援委員会委員による行動観察等によりお子さまがどのような知的水準かやどのような発達傾向を持っているのかを分析し、適切な就学先やどのような教育的支援が必要なのかを総合的に判断させていただきます。

Q3:特別支援学級に入ったら、卒業までずっと特別支援学級で過ごすのですか?

A3:お子さまの特性に応じた指導により学力などが向上・改善すれば通常学級に移ることが可能です。また、得意な教科などは通常学級で一緒に学習したり、行事などで交流することもあります。

Q4:コミュニケーションの教室(特別支援教室)とは何ですか?

A4:知的な遅れはないが発達障がい傾向(自閉症、注意欠陥多動性障がい、学習障がい、情緒障がい)などのある児童・生徒ひとりひとりの課題を改善するための自立活動(コミュニケーション力や感情のコントロール力、集中力などの改善を行う活動)を行う教室です。各小・中学校内にあるコミュニケーションの教室で週に1から2時間個別指導(小集団指導の場合もあります)を行います。

Q5:コミュニケーションの教室(特別支援教室)では個別の学習指導(補習)をしてくれるのですか?

A5:コミュニケーションの教室では学習指導(補習)は行いません。児童・生徒ひとりひとりの発達の課題を改善するための自立活動を行います。

Q6:コミュニケーションの教室(特別支援教室)は1年間しか利用できないのですか?

A6:東京都のガイドラインでは原則1年間、延長しても2年間までの利用とされています(年度途中に入室した場合は翌年度末まで)。しかし、さらに指導が必要な場合は、指導目標や指導内容を見直し、区教育委員会が設置する通級・特別支援教室判定委員会で継続利用が必要と認められれば延長が可能です。また、当面の課題が改善した場合は退室していただきますが、新たな課題が発生した場合は再度就学相談をお申し込みいただき、入室が認められれば再度利用が可能です。

Q7:コミュニケーションの教室と通級指導学級を両方利用できますか?

A7:同時には利用できません。片方の利用終了後にもう一方を利用することは可能です。

Q8:現在、不登校状態です。コミュニケーションの教室や通級指導学級を利用できますか?

A8:利用できません。通常の学級での学習におおむね参加できていることが利用条件です。

6 問い合わせ先

こども支援センターげんき 支援管理課 就学相談係(電話03-3852-2875
〒121-0816足立区梅島3-28-8

7 その他

新型コロナウイルス感染症対応として、こども支援センターげんきでは「3密(密閉・密集・密接)」対策を徹底して行ってまいりますので、ご来所の際には以下の対応についてご家庭でもご協力いただきますようお願い申し上げます。

  • 家庭で検温の実施(体調に不安がある時は、ご連絡ください)
  • マスク等の着用(新型コロナウイルス感染症の5類への移行に伴い任意とします)
  • 面談前に手洗いの実施

 

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お問い合わせ

教育委員会事務局こども支援センターげんき支援管理課就学相談係

電話番号:03-3852-2875

ファクス:03-3852-2864

メールフォーム

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くわしくは「足立区からメールを送信できないメールアドレス」をご覧ください。

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