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公開日:2024年12月27日 更新日:2025年2月5日

インフルエンザに注意しましょう

インフルエンザは、令和6年11月下旬より都内での患者報告数が増加し、12月16日から12月22日(令和6年第51週)の患者報告数は5年ぶりに都の警報基準(※)を超えました。約1か月間の流行を経て、令和7年1月20日から1月26日(令和7年第4週)には患者報告数が警報基準を下回りましたが、引き続き注意が必要です。
インフルエンザは、ウイルスによる感染症で感染予防策としては、こまめな手洗いや、咳やくしゃみをする時には口と鼻をハンカチ等でおおうなどの咳エチケットを心がけることが大切です。
感染が疑われる場合には早めに医療機関の受診をしましょう。高齢の方や基礎疾患のある方は、ワクチン接種についてかかりつけ医等にご相談ください。

※ 都の警報基準(以下の①または②のどちらかが基準値を超えた場合)

① 定点医療機関からの患者報告数が、都全体で警報レベル開始基準値(30.0 人/週)を超 えた場合

② 警報レベルにある保健所の管内人口の合計が、東京都全体の人口の 30%を超えた場合

※ 患者報告数(定点医療機関あたり)

12月16日から12月22日(第51週) 東京都40.02人、(参考)足立区29.55人

原因・感染経路

インフルエンザウイルスを原因とし、くしゃみや咳などのしぶきに含まれるウイルスを吸い込むことによる飛まつ感染、感染した人の飛まつに触れた手や鼻水が付いた手を口や鼻にもっていくことで感染する接触感染などがあります。毎年、冬に流行し、誰もがかかる可能性があります。感染力が強く、短期間で多くの人が感染します。

症状

突然の高熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、咳、鼻水、咽頭痛などで、全身症状が強く現れます。高齢者の場合、症状が出にくいため受診が遅れ重症化することがあります。小さなお子さんも抵抗力が弱く、また自分で上手に症状を訴えられないため、重症化してから気づくことがあり注意が必要です。

かかった場合の対応

  • 人混みや繁華街への外出を控える。(登園・登校に関しては保育園、幼稚園、学校の指示に従ってください)
  • 具合が悪ければ早めに医療機関を受診する(事前に電話をし、発熱していることを伝える)
  • 安静にし、休養をとる。十分な睡眠・栄養をとる。
  • 水分補給をする。
  • 咳やくしゃみがある場合は、マスクをする。(咳エチケット)
  • 小児、未成年者では、インフルエンザにかかったことにより、症状が急激に悪化する場合があります。自宅で療養する場合、インフルエンザと診断され治療が開始された後、少なくとも2日間は、小児・未成年者が一人にならないなどの配慮が必要です。

予防

感染予防として、せっけんやアルコールなどを使ったこまめな手洗いはもちろんのこと、バランスのよい食事や睡眠を十分とり、抵抗力をつけることは大切です。インフルエンザウイルスは低温、低湿度の環境で活発になるため、適温を保ち、加湿するなど室内環境を整えることも有効です。また、症状のある方はマスクをして、周囲の方に感染を広めないよう心がけましょう。

高齢者インフルエンザワクチン予防接種

予防接種は重症化を防ぐ効果があります。65歳以上、または60歳以上64歳で一定の要件を満たす方は区の費用助成があります。該当する方には、区から予診票を送付しています。ワクチン接種を希望される際は、予診票を持参の上、医療機関を受診してください。それ以外の方は直接医療機関にご相談ください。

外部リンク

インフルエンザの流行状況(東京都 2024-2025年シーズン)(外部サイトへリンク)

都内のインフルエンザ、警報基準を超える(外部サイトへリンク)

令和6年度インフルエンザQ&A(厚生労働省)(外部サイトへリンク)

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