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公開日:2024年12月27日 更新日:2025年10月23日

インフルエンザの流行が始まっています

今年のインフルエンザは第39週(9月22日から9月28日まで)に、都内定点医療機関の患者報告数が、1医療機関当たり1.96人となり、流行の目安となる定点当たり1.0人を超え、昨年よりも1か月以上早く、都においてもインフルエンザの流行シーズンに入りました。

今後、本格的な流行が予想されるため、インフルエンザにかからない、感染を広げないために、こまめな手洗い、消毒、咳エチケット等の基本的な感染防止対策を日々心がけましょう。

※ 都の警報基準(以下の1または2のどちらかが基準値を超えた場合)

1 定点医療機関からの患者報告数が、都全体で警報レベル開始基準値(30.0 人/週)を超 えた場合

2警報レベルにある保健所の管内人口の合計が、東京都全体の人口の 30%を超えた場合

※ 患者報告数(定点医療機関あたり)

10月6日から10月12日(第41週) 東京都4.76人、(参考)足立区2.89人

原因・感染経路

インフルエンザウイルスを原因とし、くしゃみや咳などのしぶきに含まれるウイルスを吸い込むことによる飛まつ感染、感染した人の飛まつに触れた手や鼻水が付いた手を口や鼻にもっていくことで感染する接触感染などがあります。

毎年、冬に流行し、誰もがかかる可能性があります。感染力が強く、短期間で多くの人が感染します。

症状

突然の高熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、咳、鼻水、咽頭痛などの全身症状が強く現れます。

高齢者の場合、症状が出にくいため受診が遅れ重症化することがあります。

小さなお子さんも抵抗力が弱く、また自分で上手に症状を訴えられないため、重症化してから気づくことがあり注意が必要です。

かかった場合の対応

  • 具合が悪いときは早めに医療機関を受診する。
  • 人ごみや繁華街への外出を控える(登園・登校に関しては保育園、幼稚園、学校の指示に従ってください)。
  • 安静にし、休養をとる。十分な睡眠・栄養をとる。
  • 水分補給をする。
  • 咳やくしゃみがある場合は、マスクをする(咳エチケット)。
  • 小児、未成年者では、インフルエンザにかかったことにより、症状が急激に悪化する場合があります。自宅で療養する場合、インフルエンザと診断され治療が開始された後、少なくとも2日間は、小児・未成年者が一人にならないなどの配慮が必要です。

予防

  • せっけんやアルコールなどを使ったこまめな手洗いはもちろんのこと、バランスのよい食事や睡眠、休養を十分とり、抵抗力をつけることは大切です。
  • インフルエンザウイルスは低温、低湿度の環境で活発になります。適度に加湿をしましょう。また、室温に注意しながら、こまめに換気をすることも有効です。
  • 症状のある方はマスクをして、周囲の方に感染を広めないよう心がけましょう。

予防接種

予防接種は発症の予防や、重症化を防ぐ効果があります。

足立区では、小児(生後6か月から高校3年生相当)、高齢者(65歳以上、または60歳以上64歳の方で一定の要件を満たす方)それぞれにインフルエンザ予防接種の費用助成があります。

対象の方には9月18日に予診票を送付しています。

詳しくは↓

【高齢者インフルエンザ予防接種】

https://www.city.adachi.tokyo.jp/hoken/infulenza.html

【小児インフルエンザワクチン任意接種費用一部助成について】

https://www.city.adachi.tokyo.jp/hoken/kodomo-influenza.html

 

外部リンク

インフルエンザの流行状況(東京都 2025-2026年シーズン)(外部サイトへリンク)

インフルエンザの流行シーズンに入りました 咳エチケットなど、感染予防の徹底を(外部サイトへリンク)

 

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