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公開日:2019年3月11日 更新日:2020年9月18日
日光道中で最初の宿場として発展してきた足立区――まち全体に歴史が息づいています
足立区は、その昔海辺に面した湿地帯湿原や荒地だったといわれています。「あだち」という名の由来は、足立区の周辺に葦が多く生えていて、「葦立(あしだち)」と言われたのが「足立」になったという説もあります。
そんな足立区が発展をはじめたのは、千住に日光道中で最初の宿場が定められた江戸時代から。明治以降は、軽工業・重化学工業がさかんになり、鉄道の開通とともに人口も増加していきました。
また、関東大震災の被害が比較的少なかったことから、多くの人が足立区へ移り住み、年々都市化が進んでいきました。
現在の足立区の人口は約69万、面積は53.25平方キロメートルで、荒川をはじめとした豊かな水辺、区内に点在する自然環境、西新井大師等に代表される多くの名所旧跡に恵まれた区として発展を続けています。
今、足立区が大きく変わりつつあるのをご存知でしょうか。実はここ数年で様々な社会基盤が整備されつつあります。ここでは、その一端をご紹介します。
区内には「六町」「青井」「北千住」の3駅が新設されました。
日暮里から見沼代親水公園駅間の13駅中9駅が足立区内に新設されました。
現在足立区には、千住地域を中心に6つの大学が進出しました。各大学は地域に開かれた大学を目指し、区や地域との連携を進めています。
今後も大学連携を積極的に推進し、活力あるまちづくりや区のイメージアップを図っています。
西新井駅周辺地区や新田地区、千住大橋駅周辺地区などの再開発、また、新線の開通に伴う沿線地域の都市基盤整備を進めています。
そして、足立区では区内7つのエリアを対象に、そのまちならではの魅力を活かした将来像を描く「エリアデザイン」を推進中です。民間活力を誘導しながら、未来につながるまちづくりに取り組んでいます。
令和6年度予算編成のあらましを、「命と暮らしを守りぬく。安心と活力のあだち」にまとめました。
区の弱点を克服し、新たな魅力を創出していくための施策をご紹介します。
皆さんが就職先を決める上で重視するポイントは十人十色だと思います。
果たして足立区は皆さんにとって魅力的な職場なのか。ここでは実際に働いている私達の感想を率直にご紹介します。
区民1,000人あたりの職員数は5.0人で、東京23区で比較すると一番少ない人数となっています。この数字だけではすべてを語れませんが、足立区では少数精鋭の職員で各種サービスの提供や課題の解決に取り組んでいることが分かっていただけるかと思います。そのため、どの職場においても困難はありますが、だからこそ「やりがい」はありますし、入区1年目の職員にもバリバリ仕事をしてもらっています。
また、足立区は社会基盤が整い、これから発展を遂げていく「まち」です。地方公務員の醍醐味であるまちづくりを区民と一緒に進めていくことができるのも足立区ならではの「やりがい」です。
良質な区民サービスを提供するという一つの目標に向かい、チームとして協力し合って仕事をしています。節目には職場の飲み会や職員体育大会・文化祭などのレクリエーションがあり、和気あいあいとした雰囲気もあります。
足立区に住んでいる方は下町人情に厚く、自分たちの地域のことは自分たちで築いていこう、という気概を持った方が多いです。そのため、区政への関心度、参加度が高く、「協創」による事業をおこなう上でも非常に心強く感じるとともに、そのような区民の皆さんを誇りに思います。
足立区は東京の北部に位置しており、都内地域に限らず、隣接する埼玉県、千葉県、茨城県等から通っている職員も多くいます。また、つくばエクスプレスや日暮里・舎人ライナーの開通により益々交通の便がよくなったほか、都心と比較して住宅費が安価なことや、子育て支援政策が重視されていることからも区内に在住し通勤している職員も増えています。
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