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公開日:2018年8月9日 更新日:2022年5月24日

HPV(ヒトパピローマウイルス感染症)ワクチン定期接種

平成25年4月1日から、HPV(ヒトパピローマウイルス感染症)ワクチンは定期接種となりました。しかしながら、接種後に同ワクチンとの因果関係を否定できない重篤な症状が報告されたことから、同年6月14日付けで厚生労働省より、同ワクチンの積極的な接種勧奨は差し控える旨の通知がありました。

その後、厚生労働省において、最新の知見を踏まえ、改めてHPVワクチンの安全性についての特段の懸念が認められないことが確認され、接種による有効性が副反応のリスクを明らかに上回ると認められたため、令和3年11月に、積極的勧奨の差し控えを終了し、対象者への個別勧奨を再開することが決定されました。

また、HPVワクチンの積極的な勧奨の差し控えにより接種機会を逃した方に対して公平な接種機会を確保する観点から、令和4年4月1日から令和7年3月31日までの3年間にわたり、キャッチアップ接種として公費での接種を実施することも決定されました。

厚生労働省ホームページ:

厚生科学審議会 (予防接種・ワクチン分科会 副反応検討部会)(外部サイトへリンク)

厚生科学審議会 (予防接種・ワクチン分科会 予防接種基本方針部会)(外部サイトへリンク)

HPV(ヒトパピローマウイルス感染症)について

HPVは性交渉により感染することが知られていますが、HPV感染そのものは珍しいものではありません。感染しても、そのほとんどが自覚症状もなく、身体の持つ抵抗力(免疫の作用)でウイルスが体外へ排除されてしまうと言われています。しかし、ウイルスを排除できずに感染が持続することで、子宮頸がんの前がん病変や、子宮頸がんが発生すると考えられています。

子宮頸がんは、子宮の頸部(子宮の入口部分)に発生するがんです。日本国内で子宮頸がんにかかる人は年間約1.1万人、亡くなる方は約2,900人となっており、20歳代から30歳代の罹患者が増加しています。子宮頸がんの発生には、その多くにHPVの感染が関連しています。HPVには100種類以上のタイプがありますが、子宮頸がんの原因の約7割は、高リスクタイプの16型・18型となっています。

詳しい情報はこちらのリーフレットをご覧ください。

小学校6年生から高校1年生相当の女子の方

通知時期

令和4年度:標準的な接種年齢である中学1年生から高校1年生相当の女子の方に、4月下旬頃に送付します。

令和5年度以降:新中学1年生の方に予診票を送付予定です。

※ 区推奨接種年齢より早く接種を希望する方(小学6年生女子)は、事前に交付を申請してください。

接種期間

小学校6年生から高校1年生相当の年度

 

平成9年(1997年)4月2日から平成18年(2006年)4月1日生まれの女子の方

通知時期

対象者の方に、令和4年8月上旬頃に予診票を送付予定です。

接種期間

令和4年4月1日から令和7年3月31日までの3年間

※  平成18年4月2日から平成20年4月1日生まれの方は、通常の接種対象(小学校6年から高校1年相当)の年齢を超えても、令和7年3月31日まで接種できます。

※ 新型コロナウイルスワクチン接種に伴い、平成17年度生まれの方に限り接種期限を1年延長していましたが、上記のとおり令和7年3月31日まで接種可能です。

※ すでに予診票をお持ちの方で、キャッチアップ接種予診票が届くまでの間に接種予定がある方については、接種期限は読み替えて対応しますので、予診票の交換は不要です。

厚生労働省ホームページ:

ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンの接種を逃した方へからキャッチアップ接種のご案内から(外部サイトへリンク)

 

接種方法

区発行の予診票を持参のうえ、指定医療機関にて接種してください。

 

接種場所

23区内指定医療機関

【足立区内】指定医療機関名簿(PDF:257KB)

※足立区外の指定医療機関については、直接医療機関にお問い合わせいただくか、医療機関のある自治体にお問い合わせください。

ワクチンの種類と接種間隔

定期接種として実施可能なHPVワクチンは、サーバリックス(2価)とガーダシル(4価)の2種類です(いずれも計3回接種)。なお、ワクチンの種類を途中で変更することはできません。接種の際は、事前に医療機関にご確認ください。

サーバリックス(2価)

子宮頸がんから最も多く検出されるヒトパピローマウイルス16型と18型の感染を予防します。

サーバリックス

ガーダシル(4価)

子宮頸がんから最も多く検出されるヒトパピローマウイルス16型と18型、尖圭コンジローマ等の原因となるヒトパピローマウイルス6型と11型の感染を予防します。

ガーダシル

 

HPVワクチンは、子宮頸がんの原因となる全てのヒトパピローマウイルスに対応するものではないため、ワクチン接種により子宮頸がんを100%防ぐものではありません。しかし、HPVの持続的な感染や、がんに移行する前段階の病変の発生予防効果は確認されており、これらに引き続いて起こる子宮頸がんの予防効果が期待されています。感染予防効果を示す抗体は、少なくとも12年維持される可能性があることが、これまでの研究で分かっています。

厚生労働省ホームページ:

HPVワクチンに関するQ&A(外部サイトへリンク)

※9価ワクチンは現時点では定期接種の対象ではありません。

9価ワクチン(シルガード)について(厚生労働省ホームページ)(外部サイトへリンク)

ワクチン接種による副反応

副反応

注射部分の痛み、赤み、腫れ、疲労感、筋肉の痛み、関節の痛み、頭痛、発熱、胃腸障害(吐き気、嘔吐、下痢、腹痛など)、じんましん、めまい、注射部位の知覚異常、四肢痛、失神など報告されています。

接種後に生じた症状の報告頻度:1万人当たり10人

 

極めてまれに報告される重い副反応

アナフィラキシー様症状(ショック症状、じんましん、呼吸困難など)、ギラン・バレー症候群、急性散在性脳脊髄炎(ADEM)等が報告されています。

接種後に生じた症状(重篤)の報告頻度:1万人当たり6人

 

HPVワクチン接種後には、多くの方に、接種部位の痛みや腫れ、赤みなどが起こることがあります。まれですが、重い症状(重いアレルギー症状、神経系の症状)が起こることがあります。

厚生労働省ホームページ:

HPVワクチンに関する相談先一覧(外部サイトへリンク)

ワクチン接種後の注意

接種後、注射による痛みが生じたり、心因性反応等によって失神することがあります。転倒を避けるため、接種後は次のことに注意してください。

  • 移動の際は、保護者または医療従事者が付き添いましょう。
  • 接種後はすぐに帰宅せず、30分程度は医療機関内で安静にしていましょう。アナフィラキシー等の急な副反応は、この間に起こることがあります。
  • 接種部位を清潔に保ち、接種当日の過度な運動は避けましょう。
  • 注射部位のひどい腫れや高熱、ひきつけなどの症状がでた場合は、速やかに医師の診察を受けましょう。

 

参考資料

関連情報(厚生労働省ホームページ)

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衛生部保健予防課保健予防係

電話番号:03-3880-5892

ファクス:03-3880-5602

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