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公開日:2023年3月24日 更新日:2023年3月24日

令和5年度予算が成立しました

 1月31日に発表した新年度予算案。足立区議会予算特別委員会での審査後、3月23日の本会議最終日に可決され、正式に成立となりました。

 令和5年度予算のタイトルは「明日のあだちへ。安心と活力を」です。物価高騰等の社会情勢を踏まえた経済対策、昨年5月に都が見直した首都直下地震の新たな被害想定を受けての震災対策、当区でも急激に進む少子化に対する子育て支援策が主な柱です。

 今回は命を守る施策として3年間限定で強化した震災対策をご紹介します。区内住宅の耐震化率は約93%と、この15年間で約20ポイントアップしましたが、新想定では区内の全壊棟数は11,952棟と23区最多です。

 そこでまず、耐震化助成は助成額、助成率ともに大幅にアップ。昭和56年5月以前に建築された木造2階建て以下の戸建て住宅の場合、対象工事費の9割を助成します(上限あり)。加えて、それに先立つ耐震診断もこれまでの10万円から30万円へと一気に増額。

 家具転倒防止器具取り付け工事も窓ガラス等飛散防止フィルムの貼り付け工事と合わせて最大10万円まで助成します。

 令和4年度も、耐震診断、改修、解体の予算はついていましたが、利用が少なく年度末に多額の使い残しが生じてしまったことを教訓に、「絵に描いた餅」で終わらぬよう、関係する業界の皆様にもアドバイスを頂いて内容を見直しました。

 「助成が活用されるよう、業界を挙げて積極的に後押しする」とおっしゃっていただいておりますので、3年間限定のこの機会に、ぜひともご決断ください。

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