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公開日:2023年11月8日 更新日:2023年11月20日
本展は2023年11月19日(日曜日)をもって終了いたしました。
空間すべてが 文化遺産
千住の横山家は、江戸時代より、現在の再生紙にあたる地漉紙問屋「松屋」を営む有力な商家でした。現在も千住四丁目に佇む横山家住宅は、江戸時代の宿場町における伝馬屋敷の様子を今に伝えていることなどから、足立区登録の「有形民俗文化財」に指定されています。
通常、内部は非公開としている横山家住宅ですが、この度、お家の皆様のご協力により、昔の店先を開放して出張展示を開催いたします。これまで足立区立郷土博物館は、足立の旧家に伝来した歴史資料、民俗資料、そして美術資料を「文化遺産調査」として調査し、その成果を展覧会で公開してきました。今回展示する狩野素川壽信《群鶴図屏風》や谷文晁《楓鹿図》をはじめとした横山家の美術作品は、お家の調度品としてくらしの中で実際に使用し、代々伝えてきたものであり、足立の文化遺産の一つです。
足立に伝わる美術作品を、守り伝えてきた実際のお家でご鑑賞いただき、空間全体で足立の文化遺産を感じられるまたとない体験を是非お楽しみください。
日時:2023年11月18日・19日(土・日) 10時00分から16時00分 2日間のみ開催
会場:横山家住宅(千住4-28-1)
入場無料(予約不要)
※会場のお手洗いは利用できません。
狩野素川壽信≪群鶴図屏風≫ ※展示空間の都合上、片方のみを実物展示します。
谷文晁≪楓鹿図≫(足立区登録有形文化財)
令和7年4月(予定)郷土博物館の常設展示がリニューアルオープンいたします。
新しい常設展示では、これまでの文化遺産調査の成果をふまえ、歴史・民俗に加え美術史的な視点から足立の歴史を紹介します。
今回は、休館中でもお楽しみいただける2つのコンテンツをご紹介します。
バーチャル空間での作品展示をお楽しみいただけます。
それぞれの作品・資料の高精細な画像を搭載。普段はガラス越しの距離感で見ている作品・資料を画面上で拡大して細部まで鑑賞することができます。
一点ごとの解説で、作品の内容や背景も知ることができます。
マンガでわかりやすく解説!文化遺産調査マンガ「ビビビ美アダチ」
郷土博物館の文化遺産調査によって足立区は「美と知性の宝庫」として語られるべき場所となりました。
文化遺産調査の成果は、なんと近年の美術業界をお騒がせしているほどです。
そんな文化遺産調査をわかりやすく、より身近に感じていただくためにマンガで足立区の魅力を発信しています。
お問い合わせ : 足立区立郷土博物館
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