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公開日:2023年11月1日 更新日:2024年10月30日
食品ロスとは、まだ食べられるのに捨てられてしまった食品のことです。
日本全体の食品ロス量は、年間約472万トンも発生しており、このうち食品関連事業者から発生した量は236万トン、家庭から発生した量は236万トンとなっています。(農林水産省HP食品ロスの現状令和4年度推計値より)(外部サイトへリンク)
この問題を解決するためには、家庭だけでなく、食品を取り扱っているお店でも食品ロスを減らす工夫が必要です。
今回は、「食品ロスを減らすためにお店はどんな取り組みをしているのか」をテーマに、区内の飲食店を取材してきましたのでご紹介します!!
“気取らず、カジュアルに”イタリアンを楽しむことのできるレストランです。普段の食事はもちろん、誕生日等の記念日や特別な日のディナー等の利用にもおすすめのお店です!
シェフの佐藤さんが2015年に前オーナーからお店を引き継ぎ、コロナ禍を乗り越え、10年目を迎えています。
今回は佐藤さんから、食品ロスを減らすための取組みを中心にお話をお聞きしましたのでご紹介します。
【場所】足立区竹の塚1ー13ー16 フラット竹の塚1F
【電話】03ー5856ー7945
【HP】https://bonte.owst.jp(外部サイトへリンク)
【取材協力】店長 佐藤 敏明さん
お客様に食べきってもらうために、比較的量が多いお料理については半量を勧める等の対応をされています。それでも、食べ残しが生じてしまった場合には、お持ち帰りのできるよう、お店からフードパックをお渡ししています。
また、食材を余らせないための取組みとしては、仕入れ時の工夫が挙げられます。冷凍食品等、問屋から直接納品されている食材も多いですが、葉物や生鮮食品等の傷みやすいものについては、佐藤さんが自らこまめに買い出しに行くよう心がけているとのことでした。実際に食品ロスが減少してきているというのも、佐藤さんの小さな心がけの積み重ねの賜物ですね!さらに、野菜の切れ端や肉の筋のような料理で使えない部分をパスタソースの材料にするなど、食材を余すことなく使い切るよう意識しています。
他にも「仕入れ時の買い物の際にはレジ袋をもらわない」「ごみの分別を徹底する」といった3Rの取組みの実施に抜かりはありません。小さなことからしっかり取り組むことを、これからも継続していきたいということでした。
佐藤さんから「アットホームなお店を目指しているので、是非気軽に利用してほしい」とお客様へのメッセージをいただきました。
ちょうど取材にお伺いしたのがハロウィンの季節で、至るところに可愛らしい装飾が施されていて、そんなお店の雰囲気づくりからも、お客様を温かくおもてなししたいといった想いが伝わってきます!また、環境にも配慮されていて、エコな面も合わせもっています。素敵な空間で、おいしいイタリアンを楽しんでみてはいかがですか。
令和5年度の記事はこちら↓↓↓
にぎりむすび(令和5年10月11日取材)(PDF:822KB)
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