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公開日:2024年3月26日 更新日:2025年3月20日
第十四中学校は、文部科学省に採択された「リーディングDXスクール事業(外部サイトへリンク)」の連携協力校として、ICT活用の実践を進めている学校です。
第十四中学校2年生のキャリア教育『会社をつくろうプロジェクト』。
9月に行われた「スタートプログラム」から4カ月が経ち、生徒たちが考えに考え抜いた会社が誕生しました。
「スタートプログラム」で、働く意義と持続可能な企業であり続けるために大切なことを学んだ生徒たち。この間に行われた職場体験や都内めぐりの際にも、このことを考えながら取り組んでいました。
この日は、クラス内での発表を勝ち抜いた6社が登壇しました。
プレゼンテーションに使う資料は Google スライド にまとめられています。
会社の名称、社章の決定に始まり、会社の立地場所や価格の設定なども生徒たちで決めていきます。職場体験で仕事に触れ、都内めぐりで会社の構想を膨らませていきます。さらにSDGsの視点も盛り込まれており、学びに繋がるプレゼンテーションが行われました。
すぐに理解できる内容にするため、「読むスライド」ではなく「見るスライド」にする工夫もされていました。必要な情報を取捨選択し、自分の言葉で端的にまとめます。
すべての会社の発表が終わった後、参加しているすべての2年生から投資を募ります。
全員が投資家になり、自己資金一人30万円を各会社にいくら投資するか、Google フォーム で行います。
6社に平等に投資するもよし、1つの会社に全額投資するもよし、どこにも投資しないもよし、一人一人の投資家の考えに委ねられました。
さらに今回は、リーディングDXスクール事業の公開授業だったため、区内外の教育関係者も参加しており、生徒も大人も参加型のプレゼンテーションです。授業参観をしている方も投資しました。
生徒たちや参観者は、悩みながらも、未来が感じられる会社に投資していました。
どの会社にどれほどの投資があったのでしょうか。ICTを使った双方向のやりとりならではの取り組みです。
コンセプトがしっかりしている会社、プレゼンテーション資料がうまくまとめられていた会社、人の心に響く発表ができていた会社など、それぞれにウリがあり、それぞれに生徒たちの想いを感じる会社ばかりです。
発表した会社をつくった生徒も投資家として参加していた生徒も、この見て・聞いて・参加した経験を糧に、未来への一歩となった授業でした。
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