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公開日:2021年2月1日 更新日:2023年9月16日

戸田茂睡歌碑(とだもすいかひ)一基

■足立区登録有形文化財(歴史資料)〈平成4年1月10日登録〉
■東陽寺(東伊興4-4-1) 【地図】(外部サイトへリンク)
■公開(見学の際は、マナーを必ず守ってください)

戸田茂睡歌碑

江戸時代前期の歌人、戸田茂睡が天和2年(1682)11月に没した長男伊右衛門(享年18歳)の死を悼んで建立した碑です。
『御府内備考続編』の東陽寺(浅草高原町八軒寺町旧在)境内の項や戸田茂睡が著した『柴の一本』によれば、茂睡は伊右衛門を東陽寺境内の手向野と呼ばれていた場所に葬り、石塔を立てて伊右衛門の辞世の詩を刻み、その脇に手向野と切りつけて、「風の音 苔の雫も 天地の 絶えぬ御法の 手向にはして」と詠んだ歌を刻んだ碑を建てたといいます。
歌碑は、関東大震災により上半分が欠損していますが、関東大震災後に東陽寺と共に現在地へ移転しました。
なお、東陽寺は、このほかに「塩原太助の墓」および板碑5基が文化財として登録されています。

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