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公開日:2019年2月20日 更新日:2023年3月23日
新年度は5月に新天皇の御即位、区議会・区長選挙と続き、7月には参議院議員選挙。加えて10月には消費税率アップ。また東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会を翌年に控え、いよいよ本格的な準備も始まります。例年以上に多忙を極める年となりそうです。
東京2020大会に向けては機運醸成・レガシーづくりに注力することは当然ですが、区をとりまく根本課題への対応を疎かにすることは許されません。少子・超高齢・人口減少社会にあって、「人生100年時代」を迎えている今日、行政が果たすべき役割がどのように変化し、どのように多様の一途をたどる区民ニーズに応えていくのか、見極めつつ区政運営を進めていきます。
その意味からも平成31年度は、いくつかの新たな施策・事業に予算付けを行いました。
一つは健康施策です。人生100年時代を生き抜く力のキーワードは「健康」といえます。そのため、がん検診・高齢者向け予防接種などに、新たな助成を開始するとともに、いくつになっても住み慣れた場所で生活を維持できる、地域包括ケアシステムのモデル事業に本格的に着手します。
また、昭和31年以来62年ぶりとなる刑法犯認知件数5千件台前半達成見込みの昨年から、さらに治安対策を強化するため、地域BWAをスタートさせ、子どもの居場所確認や防犯カメラの一括管理などを実施します。加えて災害対策の意味も含め、避難所となる小・中学校体育館の冷暖房化も計画的に進めます。
子どもの学習環境の整備については、学校トイレの洋式化を前倒しで進める一方、小学校の英語の教科化やプログラミング教育対応の一環として、5年間で約42億円を投入し、学校のICT環境を整備します。
本年春には、東京女子医科大学新東医療センターと文教大学東京あだちキャンパスの建設がいよいよスタートするのをはじめ、綾瀬・北綾瀬、竹の塚、西新井・梅島のエリアデザインも新たな局面へ突入します。まちの魅力を磨き上げる絶好の機会の到来です。
未来を見据え、しっかりと種をまき、育ててゆく。人生100年時代の扉を開く、31年度の幕明けです。
足立区長近藤やよい
詳しくは、下記の資料(予算編成のあらまし、補助金・助成金予算一覧表)をご覧ください。
2019(平成31)年度予算編成のあらまし(84ページ)(PDF:9,366KB)
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