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公開日：2021年3月2日 更新日：2021年11月5日
多様性が尊重される社会をめざして 「カミングアウト」と「アウティング」
性の多様性（※LGBTなど）が重視される今だからこそ、※性的指向、※性自認に関して注意したい2つの言葉「カミングアウト」と「アウティング」を紹介します。
※LGBT…Lesbian（女性同性愛者）、Gay（男性同性愛者）、Bisexual（両性愛者）、Transgender（生まれたときに割り当てられた性別と、自分の認識している性別が一致していない人）の頭文字
※性的指向…恋愛感情がどの性別に向くか、向かないかを表す
※性自認…自分の性をどう捉えているのかを指す
強要はNG！「カミングアウト」
性的指向や性自認に困難を抱える当時者が「この人なら」と決意して打ち明けること。
あくまでも当事者と対象者の1対1の関係の中で行われます。
カミングアウトは自分の性のあり方を受け入れ、自分らしく生きていくために行われる行為です。いつ、誰に、どのように伝えるかは当事者本人が決めることで、周囲の人がカミングアウトを強要することは決して許されません。
善意でもNG！「アウティング」
カミングアウトされた性的指向や性自認などの個人情報を、本人の了承無く別の第三者などへ口外すること。
たとえ善意であっても、アウティングは許されません。
カミングアウトしていない当事者にとって、生活が崩壊するのではないかと恐怖を感じる行為であり、重大な人権侵害です。
誰もが尊重される社会を築くために
誰もが自分の性のあり方を尊重される社会を築くためには、正しい知識を身につけ、身近なこととして理解を深めることが大切です。
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