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公開日:2025年10月30日 更新日:2025年10月30日

近年、全国的に梅毒をはじめとする性感染症の報告数が増加しています。東京都内でもこの傾向は続いており、男性では20代から50代、女性では20代を中心とした若い世代を中心に感染が広がっています。梅毒はかつて減少傾向にありましたが、ここ数年で再び急増しており、2022年・2023年では2年連続で過去最高を更新しました。
感染経路を見ると、同性間の性的接触に限らず、異性間での感染も増加しています。また、感染しても症状が出にくい、または自然に治ったように見える時期があることから、自覚のないまま感染を広げてしまうケースも少なくありません。
こうした感染拡大の背景には、SNSやマッチングアプリを通じた出会いの多様化、性感染症への知識不足や偏見による受診控えなど、複合的な要因があると考えられます。
性感染症は、早期に発見し適切な治療を受ければ完治が可能な病気です。しかし、無症状のまま放置すると、重症化したり、妊娠・出産への影響を及ぼすこともあるため、性感染症に関する正しい知識の普及や、気軽に相談・検査ができる体制づくりを進めることが課題となっています。
・ 特に性感染が拡大している若年層へのアプローチ
・ 性感染症に関してオープンに話をしたり、保健所に相談しやすい仕組みづくり
・ 保健所や地域と連携した性感染症に対する啓発活動
予算化・事業化も検討
送付先:adachi-kyoso-front@city.adachi.tokyo.jp
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