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公開日:2017年11月9日 更新日:2023年8月9日

餅つき大会を行う皆様へ

冬の風物詩である餅つき大会は自分たちでついた、つきたての餅を味わえる楽しいイベントです。

しかし残念ながら、毎年のように食中毒が起きています。

東京都福祉保健局食品衛生アーカイブズ:餅つき会での食中毒事例(外部サイトへリンク)

 

以下の注意事項を参考にして、楽しいイベントにしてください。

詳しくは、保健所までお問い合わせください

餅つき大会での注意事項

場所

  • 砂やほこりの影響が少ない舗装された場所や、ビニールシート上が望ましい。
  • 屋根、三方側壁があり、開口部ができるだけ少ない構造が望ましい。

必要な設備

  • 手洗い設備(石けんおよび消毒液を用意)
  • 洗浄設備(杵、うす等を清潔に保てる設備)
  • 熱水を確保できる設備
  • 冷蔵設備(必要に応じて)

従事者

  • 大会の数週間前から当日までに下痢、おう吐等の症状があった人、手に傷がある人は従事しない。
  • 作業前には、指輪や腕時計をはずし石けんでしっかり手を洗う。アルコール消毒も忘れずに。
  • 餅のつき返し、成形作業は、なるべく使い捨て手袋を着用する。
  • 使い捨て手袋着用前には、しっかり手洗いをする。使い捨て手袋の再利用はしない。

食品の取り扱い

  • 大根おろしの調製や仕込み作業等は清潔な場所で行い、必要に応じ冷蔵保管する。
  • あんこはなるべく市販品を使用する。
  • 前日からの仕込みや残品の翌日への持ち越しはしない。

管理体制

大会の責任者は、食中毒発生等の連絡を受けた際には、自らの責任において必要な措置を講ずるとともに、直ちに保健所へ届け出て、保健所の行う調査にご協力ください

餅つき大会での食中毒

餅つき大会でノロウイルスを原因とする食中毒が発生しています。餅のつき返し、成形作業の際、手についていたノロウイルスで餅が汚染されたことが原因でした。餅つきに従事される方は、石けんをよく泡立てていねいに手洗いした後、ペーパータオルでこすり取るように水分を拭き取り、その後アルコール消毒をしてください。手洗い方法は「ノロウイルス予防の決め手はしっかり手洗い」を参照してください。

なお、アルコールは手に汚れが残っていると効果が下がるため、過信せず、念入りな手洗いを心がけてください。また、できるだけ使い捨て手袋の着用をお願いします。

餅つき大会を行う皆様へ(PDF:153KB)」を作成しましたので、従事者への周知用にお使いください

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お問い合わせ

足立保健所生活衛生課食品保健係・食品監視係

電話番号:03-3880-5363

ファクス:03-3880-6998

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くわしくは「足立区からメールを送信できないメールアドレス」をご覧ください。

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