ハクビシン・アライグマ対策事業について
足立区では、ハクビシン・アライグマによる被害でお困りの方を対象に生活環境被害の軽減を図るため、「捕獲器(箱わな)」を設置してハクビシン・アライグマを捕獲する事業並びに屋内への侵入口を塞ぐ工事に係る費用を助成する事業を実施しています。
捕獲器(箱わな)を用いて、ハクビシン・アライグマを捕獲し、生活環境被害の軽減を図ります。
令和5年10月から、屋内(屋根裏、床下等)への設置も可能になりました。また、利用回数制限を撤廃し、屋外、屋内問わず、何回でもご利用いただけます。(その都度、申請が必要です。)
- 対象の場所:ハクビシン・アライグマによる建物への侵入や、生活環境被害を受けている、または住宅敷地内での徘徊を複数回目撃している場所。
- 対象者:区内の建物・敷地の所有者および、所有者の許可を受けた人。
- 次に記載する『利用者の行うこと』を、責任を持って遂行できること。
利用者の行うこと
- 捕獲器の餌を用意すること。例:りんご、バナナ等 ※事業者は餌を持っていません。
- 作業時(捕獲器の設置・回収、捕獲された動物の回収等)に必ず立ち会うこと。
- 設置した捕獲器を移動させないこと。
- 事業の実施について、近隣へ周知すること。また、捕獲器設置による事故防止のため、区が配布する注意喚起のチラシ(PDF:111KB)を第三者から見やすい場所に掲示すること。
- 毎日、捕獲器を見回り、餌の状況確認等、適切に管理すること。
- 週1回程度、捕獲器に付けられた餌を付け替えること。※屋内に捕獲器を設置した場合は、事業者が行います。
- 動物が捕獲された場合、速やかに事業者に連絡すること。
- 生活環境被害がある場合、その対応(侵入口を塞ぐ等の工事、糞尿撤去、清掃及び雑菌消毒処理等)及び再発防止のための対策をすること。
費用
- 無料 ※ただし、餌の用意に係る費用は自己負担です。
なお、侵入口を塞ぐ等の作業を別途、業者に依頼する場合、その費用は自己負担となります。
「屋内侵入口閉塞作業」については、区の助成制度があります。屋内侵入口閉塞工事費用助成事業をご確認ください。
用語の定義
- 「建物」 区内の住宅、事業所、寺社仏閣、学校、公共施設等をいう。
- 「建物への侵入」 ハクビシン・アライグマが、天井裏または床下等に侵入することをいう。
- 「生活環境被害」 ハクビシン・アライグマによる、足音・鳴き声等の騒音、糞尿による異臭及び汚損、天井等へのシミ、破損・汚損等並びに庭木の果実及び魚等への被害をいう。
事業の流れ
- ハクビシン・アライグマによる被害でお困りの方は、足立保健所生活衛生課動物愛護係(03-3880-5375)にご連絡ください。
- 捕獲器(箱わな)の設置要件を満たし、設置を希望する場合は、『ハクビシン・アライグマ対策事業利用申請書・同意書』を記入し、申請してください。
- 区が申請内容を審査、実施の可否を決定し、申請者へ通知します。
- 利用承認決定の場合、区が委託する事業者から連絡がありますので、捕獲器の設置日時等について調整してください。
- 捕獲器の設置期間は、原則2週間です。(状況により1週間延長可)
- 捕獲器(箱わな)設置事業は、利用回数の制限はありません。(その都度、申請が必要です。)
【捕獲器の設置場所】
- 屋外(例:外周、ベランダ、屋上)
- 屋内(例:屋根裏、天井裏、床下)
※住宅の構造等により、捕獲器を設置できない場合があります。予めご了承ください。
捕獲器
種 類:箱わな
大きさ:おおむね 幅30cm×高さ30cm×奥行き80cm
「申請書」と「同意書」をご提出ください。【窓口・郵送・FAX】
【提出先】
〒120-0011 足立区中央本町一丁目5番3号 足立保健所2階
足立保健所 生活衛生課 動物愛護係
足立保健所 生活衛生課 動物愛護係(FAX:03-3880-6998)
ハクビシン・アライグマによる屋内侵入被害を防ぐために実施した、侵入口の閉塞工事に係る費用を最大10万円まで助成します。
助成対象
助成額
- 最大10万円(ただし、侵入口の閉塞工事に係る工事費用に限る)
事業の流れ
- 工事着手前に、費用助成申請書(第1号様式)を記入し、申請してください。
※申請は窓口のみでの受付となりますので、事前に足立保健所生活衛生課動物愛護係(03-3880-5375)にご連絡いただき、来所日時の予約をしてください。
- 区が申請内容を審査、助成の可否を決定し、申請者へ通知します。
- 助成金交付決定の場合、委任状(第3号様式)を区へ提出してください。
これ以降の、助成金の請求及び受領、実績報告の手続きはすべて受任事業者(工事施工事業者)へ委任されます。
- 工事完了後、受任事業者は事業実績報告書(第4号様式)を提出してください。
- 区が報告内容を審査、助成額を確定し、受任事業者へ通知します。
- 受任事業者は請求書兼口座振替依頼書(第6号様式)を区へ提出してください。
- 区が助成金を受任事業者へ支払います。(申請者と区との間で直接のお金のやり取りは行いません。)
申請方法
「費用助成申請書(第1号様式)」をご提出ください。【窓口】
※申請書は窓口でのみ配布いたします。
※事前に来所日時の予約をお願いいたします。
【提出先】
〒120-0011 足立区中央本町一丁目5番3号 足立保健所2階
足立保健所 生活衛生課 動物愛護係
参考
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