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公開日:2024年6月8日 更新日:2024年6月8日
熱中症は最悪の場合死に至る可能性もありますが、しっかりと対策すれば防ぐことができます。熱中症について正しい知識を身につけ、体調の変化に気をつけるとともに、周囲にも気を配り、熱中症による健康被害を防ぎましょう。
年々厳しさを増す真夏の猛暑。昨年区内では、熱中症により429人が緊急搬送され、16人(速報値。全員40歳以上の方)が亡くなりました。
人体は、発汗や血管の拡張などの体温調節機能により異常な体温上昇を抑えることができます。しかし、水分や塩分(ナトリウム等)の不足などによって、暑さと体温調節機能とのバランスが崩れてしまうと、めまいや頭痛など様々な症状が表れます。このような状態が熱中症です。
熱中症にはI~III度の段階があり、段階によって必要な処置が異なります。下記の症状を参考に適切な処置を行いましょう。
熱中症が疑われる際は、下記のような応急処置を行いましょう。
クーラーが効いている室内や、難しい場合は風通しの良い日陰へ移動しましょう。
塩分を同時に補える経口補水液やスポーツ飲料などを飲みましょう。冷たい水と塩分を含むタブレットを併せて摂ることも効果的です。
衣類をゆるめて、体内の熱を外に出します。さらに、氷のうなどで首やわきの下、太ももの付け根を冷やします。
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熱中症は対処が遅れると、最悪の場合死に至るほか、腎臓の損傷や脳の機能障害などの重い後遺症につながります。特に高齢者は体温を調整する力が落ちているため、エアコンを使うなどしっかり予防をして、立ちくらみや軽い頭痛など「熱中症かな」と思ったときは、すぐに応急処置を行いましょう。 |
【対象】次の1~3すべてに当てはまる方
※補助額など、くわしくは「気候変動適応対策エアコン購入費補助金」をご覧ください
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区内では、地域学習センター、住区センター、保健センターなど冷房が効いた81施設(6年5月31日時点)を「涼み処」として開放しています。散歩中や買い物の行き帰りに、お近くの涼み処でちょっと休んでいきませんか? |
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