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公開日:2017年12月27日 更新日:2017年12月27日
舎人とは本来、皇族や身分が高い人に仕える人のことです。その言葉の響きは人々の想像をかき立て、様々な地名の由来が語られています。
戦国時代に舎人氏が住んでいたことから地名になった説です。舎人氏は「舎人城」に居を構えていたと古文書に記されていますが、発掘調査も行われていないため、城の存在はいまだ謎に包まれています。しかし、舎人二丁目周辺にはかつて堀があり、「内出」「御殿」など城館の構造物を思わせる地名があったとも伝えられています。
入谷にある源証寺所蔵の「太子堂縁起」に記される、舎人村の村名由来に基づく説。
聖徳太子が身分を隠して関東を巡行していたとき、ただ一人、その正体を見破った舎人にちなんで命名したという伝承です。
小石の多い痩せ地を表す「トネ」(石根)と、入谷や谷の奥を表す「イリ」をあわせた「トネイリ」に由来するという説です。
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