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公開日:2018年11月20日 更新日:2022年9月2日

緑の実態調査<第6次>について(平成29年度実施)

緑の実態調査とは

 緑は、空気の浄化やヒートアイランド現象の緩和、災害時の延焼防止などの役割を担うとともに、私たちの生活にうるおいとやすらぎを与えるなど様々な効果をもたらしています。
 緑の実態調査は、緑の現状を把握するため概ね10年毎に実施しており、平成29年度に6回目となる調査を実施しました。

【主な調査内容】

  • 航空機により撮影した空中写真から緑で覆われた面積を判読・抽出
  • 人工衛星のデータから地表面温度分布状況を分析
  • 交差点等の写真から緑視率の測定

樹木被覆地率・緑被率

  • 樹木被覆地率は9.4% (樹木で覆われた土地の面積が区全域に占める割合)
  • 緑被率は17.1% (樹木で覆われた土地、草地、農地の面積が区全域に占める割合)
  • 平成6年からの推移をみると、樹木被覆率は増加傾向、緑被率はほぼ横ばいです。

緑被率と樹木被覆率の推移

地表面温度分布

 下図は、人工衛星が観測したデータを基に作成した足立区の夏期昼間の地表面温度分布図です。

  • 舎人公園周辺や河川沿いでは最高気温(36.1℃)から10℃近く低くなっています。
  • 大きな公園が少ない関原・本木周辺では、最高気温より温度が高くなってました。

地表面温度分布

緑視率

 区内60箇所で写真撮影を行い、写真に占める緑の量(緑視率)を計測しました。

  • 全体平均では14.6%となり、平成21年度と比較して0.3%増加

緑視率が向上した例(保木間三丁目)

緑視率が向上した例

農地面積

 農地の面積は56.2haで、30年間余りで約4分の1に減少しました。

農地面積の推移

緑の基本計画との関連

 緑の実態調査<第6次>のデータを基に、足立区全体の緑の在り方や方針を検討し、令和2年12月に「第三次足立区緑の基本計画」を策定しました。

概要版・本文冊子データ

  • 概要版リーフレット
  • 本文

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ファクス:03-3880-5620
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