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公開日:2023年11月7日 更新日:2024年5月15日

新たな交通手段に関する勉強会について

下記のとおり行われた勉強会について、結果を公表します。

近年、公共交通利用者の減少や深刻な運転士不足等により、区内でもバス路線の減便や廃止が相次いでおり、これまでのように鉄道やバス、タクシーといった現状の交通手段だけに依存することは限界が来ています。

一方、それに代わる新たな交通サービスやモビリティ等が全国的に普及しつつあり、移動手段が多様化してきています。
そこで、地域の交通課題の解決に向けて、公共交通の現状や新たな交通手段の事例に関する勉強会を開催しました。

勉強会の内容

  • 第1部 近年のバス業界における課題等について
  • 第2部 公共交通を補完する地域内交通について
  • 第3部 「(仮称)足立区地域内交通導入サポート制度」について

詳しくは当日資料(PDF:2,885KB)をご参照ください。

勉強会の開催結果について

開催状況・参加人数

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主なご意見

ア ブンブン号が無くなってしまうと不便になってしまう方が町会内にもいる。町会内で運転士を募集し運営していく中では、区から支援をいただきたい。

イ ブンブン号は買い物や通勤で使っている人もいるので、なくさないでほしい。

ウ 今後高齢者は増えていくので、交通手段を考える上では福祉部署の参加は必須である。グリーンスローモビリティは公共交通ではなく、福祉施策の領域と考えている。

エ 運転士を増やすために、大型二種免許取得のための助成を区としても実施してほしい。

オ すでに運転士として働いている方にも安心して働けるように、区も情報発信してほしい。

カ 交通に関して興味がある地域もあるので、他の地域でも勉強会を開催してほしい。

アンケートでの主な自由意見

ア 運転士不足、バス運行等様々な課題を解決していってほしい。

イ このような会は高齢者の出席が多いが、若い世代の意見をもっと取り入れるべきだと思う。

ウ 高齢化が進む中、移動手段の確保は急務だと思う。

エ ブンブン号を必要としている方がたくさんいる。運行終了後のことを考えてほしい。

オ 質疑を丁寧に回答していただき、ありがたく感じた。今後も区民の声を拾っていただきながら、良い方向へ進んでいけたらと思う。

カ 高齢化社会が進み、自転車も乗れなくなった高齢者の暮らしを応援する施策が必要ではないか。

今後の取り組み

地域公共交通の活性化及び再生に関する法律が令和2年11月に改正され、基本方針に「住民が主体となって公共交通を考え、運営にも関わることが、地域公共交通の持続可能性の確保の観点からも必要」と位置づけられました。

そのため区としても法改正の主旨を捉えた制度を創設しました。詳しくは下記をご参照ください。

 足立区地域内交通導入サポート制度について

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都市建設部交通対策課新たな交通担当係

電話番号:03-3880-5937

ファクス:03-3880-5479

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