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公開日:2013年4月5日 更新日:2013年4月5日
あなたや、あなたのまわりの人で、3つのい、にあてはまる人はいませんか?
もしかしたら、あなたや、あなたの大切な人のこころとからだが、過剰なストレスを感じてサインを出しているのかもしれません。
うつ病は、現代社会のストレスや過労が関係する「こころの病気」のひとつです。うつ病にかかると様々な「からだ」の症状や「こころ」の症状がみられますが、治療すれば治る病気です。
自分では病気と気づかないことも多いので、周りの人が気づくことも大切です。
自殺を考えている人は、「自分はダメな人間だ。もう死ぬしかない」という絶望と、「でも生きていたい」という望みの間で、ゆれています。
まずは、あなたが落ち着きましょう。
無理に明るい話題に変えたり、場を外したりしないで、落ち着くまで、そばにいてあげてください。
「そんなこと考えてはダメ」などと否定せず、その人のつらい気持ちを受け止め、話に耳を傾けてください。そして、「よくこれまで耐えてきましたね」など共感と思いやりの気持ちを伝えましょう。
「旅行にでも行こう」などの誘いや「がんばりなさい」などの励ましは、気力も体力も尽きているときには、つらいことです。
アドバイスや問題の解決をあなただけで考えなくても良いのです。「死にたい」と思うほど追い詰められた、その人の気持ちに寄り添いましょう。
そして、落ち着いたら、ひとりで不安や心配を抱えこまずに、相談できる窓口があることを伝えてください。
WHOの資料に基づいた、こころの健康状態をチェックできる表です。
最近2週間のあなたの状態に近いものを選んで、その数字を合計してください。
問1.明るく、楽しい気分で過ごした。
問2.落ち着いた、リラックスした気分で過ごした。
問3.意欲的で、活動的に過ごした。
問4.ぐっすり休め、気持ちよく目覚めた。
問5.日常生活の中に、興味のあることがたくさんあった。
WHO-5 精神的健康状態表(1998年版)より 一部改
5つの回答の数字を合計してください。
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