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公開日:2014年7月30日 更新日:2025年8月18日

ゲートキーパー研修と講演会のご案内

 

ゲートキーパーとは

ゲートキーパーは、直訳すると「門番」。悩みを持つ方に接する皆さんを「いのちの門番」と位置付け、自殺の兆候を見つけ出し、問題解決につなげようというものです。

相談者の隠れた悩みに気づいたとき、ゲートキーパーは、相談者の了解を得て適切な関係機関へ案内します。つまり、悩みを総合的に解決していくための道案内の役割を果たすのがゲートキーパーです。

もちろん、ゲートキーパーはひとりではなく、連携しながら活動します。

関係する様々な人が手をつなぎあい、かけがえのない命を守る「門番」となっていく。皆で力を合わせて悩みを持つ方に手を差し伸べていく。それが、「生きる支援」につながります。

足立区のゲートキーパー研修の特徴

様々な自殺のサインに気づくための方法を学ぶ

 

自殺のサインに気づき、生きる支援を担うゲートキーパーを育成するため、足立区では習熟度や分野により幅のある「ゲートキーパー研修」を実施しています。自殺を考えている方は、直前まで何らかのSOSを発信したり、救いを求めたりしている方がほとんどです。さまざまな窓口を持つ行政は、まさにこうしたSOSをキャッチする最前線です。

初級のゲートキーパー研修は、足立区職員・民生委員・関係機関職員等を幅広く対象として、自殺の実態を知り「まさか」から「もしや」の視点に変え、自殺のサインに気づけるようになることを目指しています。

中級のフォロー研修は、足立区職員や民生委員等を対象とし、自殺のサインに気づいたときに、しっかり傾聴してつなげられるようロールプレイを取り入れています。

上級の多分野合同研修は、区の自殺の実態に合わせて毎年テーマを設定し、対人援助に関わる足立区職員や関係機関職員を対象としています。いくつもの要因を抱えて困っている方を適切な窓口につなぎ、連携して命を守れるように、様々な分野の窓口の相談内容を学びます。

初級のゲートキーパー研修は、平成20年度から令和5年度までの16年間で、約1万3千人の方が受講しています。

【受付終了】「ゲートキーパー研修(初級)」

  • 日時:令和6年9月9日(月曜日)14時00分から16時15分まで(開場は13時30分)
  • 場所:足立区役所 庁舎ホール
  • 対象:区内在住・在学・在勤の方
  • 定員:50名(先着順)
  • 受付は終了いたしました。

※自死遺族の方にお話しいただく場面がございます。予めご了承の上、お申し込みください。

※終了時間は前後する場合がございますのでご了承ください。

※できるだけ公共交通機関をご利用くださいますようお願いいたします。

【受付終了】「ゲートキーパー研修(上級)」

  • 日時:令和7年1月22日(水曜日)14時00分から16時15分まで(開場は13時30分)
  • 場所:生涯学習センター 5階 研修室1(足立区千住5-13-5)
  • 内容:「生活に困窮している方への支援」
  • 対象:区内在住・在学・在勤の方
  • 定員:20名(先着順)
  • 受付は終了いたしました。

※終了時間は前後する場合がございますのでご了承ください。

※できるだけ公共交通機関をご利用くださいますようお願いいたします。

【8月26日より受付開始】「こころといのちの講演会」

  • 日時:令和7年9月25日(木曜日)15時00分から17時00分まで(開場は14時30分)
  • 場所:生涯学習センター 5階 研修室1(足立区千住5-13-5)
  • 内容:心身の健康を保つための「良い睡眠」について、専門医がお話しします。
  • 講師:日本大学医学部精神医学系精神医学分野 主任教授 鈴木 正泰 氏
  • 対象:区内在住・在勤・在学の方
  • 定員:50名(先着順)
  • お申し込みはコチラから(受付期間は8月26日から9月18日まで)(外部サイトへリンク)

※自殺に関する内容が一部含まれますのでご了承ください。

※終了時間は前後する場合がございますのでご了承ください。

※できるだけ公共交通機関をご利用くださいますようお願いいたします。

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お問い合わせ

衛生部こころとからだの健康づくり課こころといのち支援係

電話番号:03-3880-5432

ファクス:03-3880-5602

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くわしくは「足立区からメールを送信できないメールアドレス」をご覧ください。

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