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公開日:2023年8月17日 更新日:2025年2月28日
地震により被災した建築物が、その後に発生する余震等によって、倒壊したり物が落下し人命に危険をおよぼす恐れがあります。このような二次災害を防止するため、被災後、応急危険度判定員が被災建築物の調査を行い、その建築物が使用できるか応急的に判定するものです。
判定結果は、建築物の見やすい場所に表示され、居住者の方はもとより、付近を通行する歩行者等にも、その建築物の危険性について情報提供することとしています。
なお、この調査は罹災(りさい)証明のための被害認定調査ではありません。
応急危険度判定は、東京都防災ボランティアとして登録している民間建築士や行政職員です。大規模な災害が発生した場合、安全確認の為、判定を必要とする建物が多数となる事が想定されています。限られた時間の中で迅速に判定を行う必要がある為、行政職員の対応だけでは困難となる事が予想されます。
そこで、平常時より専門的な技術をもつ民間建築士の方々に応急危険度判定員として登録して頂き、災害時の活動に備えています。
足立区では、東京都防災ボランティア制度に基づき判定員に登録されている方々のうち、足立区内に在住または在勤の判定員の方との協働により、「足立区被災建築物応急危険度判定員の会」を組織しています。
震災発生時には、判定員が不足することが予想されます。足立区に在住または在勤の建築士の方は、東京都防災ボランティア制度にご登録のうえ、足立区被災建築物応急危険度判定員の会へご参加いただきますよう、ご協力お願いいたします。
応急危険度判定員制度の詳細及び申込については、下記よりご確認ください。
>東京都防災ボランティア制度に基づく被災建築物応急危険度判定制度について(外部サイトへリンク)
応急危険度判定活動は、大地震の二次災害から人命の安全を確保するために行います。地震等により建築物に被害が出た場合には、応急危険度判定員が迅速かつ円滑に調査を行えるよう、ご理解とご協力をお願いいたします。
なお、災害時は災害に便乗した悪質な業者による調査やセールスが予想されます。不審な場合は、登録証の提示などを求めて身元を確認してください。
応急危険度判定の様子(熊本地震)
被災建築物の調査を「応急危険度判定基準」に従って行い、判定結果は、「危険」(赤色)・「要注意」(黄色)・「調査済」(緑色)の三種類の判定ステッカーを建物の見やすい位置に貼って表示します。
判定を受けた建築物の使用に際しては、二次災害を防止するためにも、ステッカーに記載されている事項に従っていただきますようお願いします。
応急危険度判定ステッカー
ステッカーの表示 |
判定結果 |
---|---|
危険(赤色) |
被災建築物に立ち入ることが危険なもの |
要注意(黄色) |
被災建築物に立ち入る場合は十分注意するもの |
調査済(緑色) |
被災建築物が使用可能なもの |
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