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公開日:2019年12月24日 更新日:2024年12月5日
区内の公園・児童遊園(以下、公園)には、足立区緑の保護育成条例に基づき、樹木が植えられています。公園は、足立区の緑の中心的役割を担うとともに、大切な緑を将来にわたり継続して支える重要な役割を担っています。公園樹木の維持管理では、「今ある公園の樹木を、区民の貴重な財産として適正に守り育てる」を基本理念として掲げ、「公園樹木維持管理指針」に基づき、管理しています。
一般的な公園では、公園の外周道路での下枝の高さ管理や、電線に接触するおそれのある枝の剪定、隣地へ越境する枝の剪定などの、公園の外周部での問題点を改善する管理を優先して行っています。公園内では、公園灯を覆う枝や園路の上空などを重点的に点検し利用者の安全を確保できるように努めています。そのほか、日照や風通しを改善するための枝葉密度の調整や公園内の見通しを確保するための剪定なども、公園の状況に応じて行っています。
公園を安全に利用できるように、公園内の樹木を健全に育てることに力を入れています。そのため、樹木の種類により剪定する季節を変えたり、剪定する枝を選んだりと樹木の生育環境をできるだけ整えるようにしています。すべての公園の樹木を毎年剪定することは費用面からも難しいため、樹木が公園利用者や近隣にとって支障となる部分の改善を目的とした管理を優先し、一般的な公園では、2・3年おきの剪定を標準としています。また、樹木が過密状態の場合には、間引き伐採をすることもあります。
落葉樹 |
秋から冬にかけて樹木の樹形を整える剪定を行う。落葉前の強い剪定は極力避ける。春から秋にかけて剪定するときには、枝や葉を落としすぎて樹木を弱らせないようにする。 |
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常緑樹 | 春から晩秋にかけての剪定、生垣の刈込みを行う。 |
低木 |
翌年も開花するように、開花後まもなくから花芽分化期前までに刈込みを行う。 |
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枯れた枝を除去する様子 | 除去した枯れた枝 |
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