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公開日:2025年12月4日 更新日:2025年12月4日

プラスチック、回収したその先は?

 令和6年度よりモデル地区としてプラスチックの分別回収を先行実施している地域の方から、「分別の必要性は分かるけれども、苦労して分別しても大半が焼却されたのでは意味がない。回収したその後について情報を発信してほしい」とのお声を頂戴し、「まさにその通り」と思いました。

 回収2年目となるモデル地区での今年上半期(4月から9月)のプラスチック回収量は569.18トン。前年の579.48トンと比較すると、回収量は98.2%とほぼ横ばいの状態です。回収したプラスチックのうち約90%をリサイクルに回しています(残り10%は食品や紙類等の残渣(ざんさ)、金属や医療廃棄物などのリサイクルに適さないもの)。

 なお、回収したプラスチックは再商品化事業者に委託し、各事業者が可能なリサイクルの手法で、再商品化をしています。令和6年度は低温炉と高温炉の二段階でガス化するケミカルリサイクルにより、アンモニア(繊維原料)やドライアイス、液化炭酸ガスに。令和7年度は、マテリアル(材料)リサイクルにより、リサイクル原材料(ペレット)に加工し再生樹脂や建築資材等に再商品化しています。

 令和8年4月からプラスチック分別回収を区内全域で開始します。皆様には手間をおかけすることにはなりますが、リサイクル推進のため、食品などの容器や包装は付着物を軽く水ですすぐ、または布等で拭き取っていただくようご協力をお願いいたします。

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