「花畑ぐるりん」スタートしました

　「花畑ぐるりん」とは、今回実証実験を開始する地域内交通の名称です。地元町会・自治会長などを中心に発足した花畑地区交通協議会の皆様が主体となって導入検討を重ねてきました。

　「花畑ぐるりん」は花畑八丁目アパート前から花畑区民事務所を結ぶ路線（およそ6.5キロメートル。片道約40分）を利用定員6名のワンボックスカーが、バスのように決まった経路・時間で運行する区内初のシステムです。実証実験は10月20日（月曜日）から来年3月31日（火曜日）まで実施します。運賃は一回の乗車につき100円を現金でお支払いいただきます。

　令和3年10月から令和6年3月まで六町駅と花畑桑袋団地を結ぶバス「ブンブン号」の実証実験を行いましたが、目標とする乗客数が確保できず、大変残念ながら本格運行に移行することが出来ませんでした。運行終了後「ブンブン号」に変わる新たな地域内交通手段を模索し、「花畑ぐるりん」の実証実験に漕ぎつけたわけです。

　現在区内では入谷・鹿浜地区の「足タク」、千住常東地区の「チョイソコ×せんじゅ」の2つの地域内交通が運行しています。地域のニーズを汲み取って、より利用しやすい地域内交通を実現することが、少子高齢社会の移動手段確保に繋がります。お一人でも多くの方にご利用いただけるよう、周知に努めてまいります。