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公開日:2025年10月8日 更新日:2025年10月8日

こんな症状もフレイルです

 「フレイル」とは健康な状態と要介護状態の中間にある、筋力や心身の活力が低下した状態のことを言います。そう聞くと「まだまだ、私は大丈夫」と考えがちですが、ここに落とし穴があるような気がするのです。

 例えば「歩くのが遅くなった」「転びやすくなった(まさに私がこれ)」「ペットボトルの蓋が開けにくい」などもフレイルの特徴です。

 来年2月の「ぱく増し月間」に向けて、企画を練っているところですが、ポイントは「もしかしたら、自分もフレイル(もしくはフレイル予備軍)かも?」と気づいていただくことです。運動だけでは筋肉はつかず(結構誤解されている方もおられるのでは?)、フレイル予防には毎日の食事でたんぱく質を意識して摂ることが大切なのです。

 65歳以上の方の筋肉維持には、1日に少なくとも体重1キログラムあたり1.2グラム以上のたんぱく質を摂ることが望ましいと言われていますが、何をどのくらい食べれば良いのか、全く分かりませんよね。区の「ぱく増し」では、1日60グラム以上を目標としていますが、目安は肉・魚・卵・大豆製品(豆腐など)が両手に乗る量です。ちなみに、卵1個(50グラム)に含まれるたんぱく質の量は約7グラム、鶏肉のささみ1本(65グラム)に含まれるたんぱく質は約16グラムと、食材自体の重さよりも、食材に含まれるたんぱく質の量は少なくなりますのでご注意ください。

 来年2月の企画では、スーパーの店頭などでご自身の握力を測定いただき、フレイル度をチェック。その上で何をどの位食べればフレイル予防になるのかを分かりやすくお伝えするよう取り組みます。また、食品メーカーさんやコンビニさんにもご協力いただく予定です。

 それに先行して10月11日(土曜日)、12日(日曜日)荒川河川敷で行われるあだち区民まつり「A-Festa 2025」でも「ぱく増し」ブースを出展しますので、ぜひお立ち寄りください。

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