「チョイソコ×せんじゅ」運行開始に向けて

　地域内の交通課題解消を目的に創設した「足立区地域内交通導入サポート制度」の第1弾、名付けて「チョイソコ×せんじゅ」が千住の常東地区でいよいよモデル実施されます。

　常東地区では、北千住駅から柳原病院方面へのバス便が運行終了となったことから、代替となる移動手段の確保が課題となっており、サポート制度を活用した「チョイソコ」導入のご提案が地域からありました。

　実証実験の期間は令和7年8月5日から約6か月間。複数の方が乗り合うデマンド交通方式で、ジャパンタクシー型の車両を用います。事前予約をいただくと、域内44か所の乗降スポット間の移動を1乗車に付き200円で利用できます。予約は電話もしくはアプリから。実施当初は週2日（火曜日・木曜日）、午前8時から午後3時の運行を予定しています。

　利用には事前登録が必要です。明日（6月5日）から地域の方々と連携し、域内の複数の会場にて利用者登録会を実施します。詳細は運行地域内に配布するニュースや区ホームページなどをご確認ください。

　実証実験の範囲はおよそ半径1キロメートル、その中に乗降スポットが44か所ですから、おおよそのエリアはカバーできているのではないでしょうか。実施にあたり立ち上がった「常東地区チョイソコせんじゅ協議会」の皆様を中心に、地元の方々で検討し、乗降スポットの選定や、乗降スポットに隣接するお宅等への説明を行っていただきました。

　モデル実施の期間中も、さらに利用しやすいよう改善することを考えています。

　地域主体で交通手段を作り上げる区内初の取組みです。1人でも多くの方にご利用いただくためにも、区では周知に努めていきます。まずはご登録を！