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公開日:2025年4月24日 更新日:2025年4月24日

千住宿400周年(その1)

 寛永2年(1625年)、江戸幕府第3代将軍徳川家光の時代に開宿した千住宿は、今年(2025年)、400年の節目の年を迎えます。実際の開宿時期とされる秋に合わせて、区では様々なイベントを企画していきます。

 街の雰囲気を盛り上げるために、北千住駅前や千住地域の商店街、旧日光街道沿いの梅島駅前商店街などにも400周年を知らせるフラッグを掲出中です。落ち着いたグリーンのロゴマークは、庁内にいるデザイナーの作品。4月からは職員の名札にも登場しています。区民や企業・団体の皆様も自由にお使いいただけますので、ホームページからダウンロードしてご活用ください。
 
 千住宿と言っても一体どの範囲までを指していたのか、郷土博物館の学芸員に尋ねてみました。時代を経るにつれ、どんどん拡大していったそうです。

 当初の千住宿は千住町(のちの一丁目から五丁目)で成立しました。その後、日光道中の交通量が増加するにつれて道沿いに町が形成されていき、寛文元年(1661年)、江戸幕府第4代将軍徳川家綱の時代に、隅田川の対岸、豊島郡の小塚原町と中村町(現在の荒川区南千住)が加わり、南北に長い千住宿が確立したといいます。南北の長さは当初の1kmから2kmへと倍増し、これに伴い「大千住」(おおせんじゅ)という美称も生まれました。

 リニューアルオープンする郷土博物館には、当時の宿場の様子を再現したジオラマ(模型)が展示されています。私たちがテレビの時代劇で目にする宿場とは少々趣が異なり、「えっ?」と思われるのではないでしょうか。是非ご自身の目でお確かめいただければと。

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