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公開日:2024年8月29日 更新日:2024年8月29日
地震による直接の被害ではなく、災害時に負ったけがや避難生活による健康状態の悪化が原因で亡くなる「災害関連死」問題が2016年4月に発生した熊本地震に続いて、年頭の能登半島地震においてもクローズアップされています。7月30日時点で能登半島地震による死者299人のうち、約23%にあたる70人が災害関連死となっています。これ以外にも、災害関連死の認定を求める申請が7月30日時点で150人以上にのぼっており、今後も増える可能性があるとのこと。
災害関連死を防ぐためには「トイレ」「温かい食べ物」「床から30cm以上の高さがある段ボールベッド」が有効だと専門家は言います。避難所生活が長期化する場合に備えて、区でも改善に努めていきます。
「避難所での生活により、免疫力の低い高齢者の口腔衛生が悪化し、誤嚥性肺炎を引き起こしている割合が高い」との国からの報告を受けて、区では備蓄物品の中に新たにマウスウォッシュと水で口をすすぐ必要のない歯磨きシートを加えることを検討しています。
非常時に持ち出す物品として、常備薬や入れ歯、眼鏡といった、日頃お使いのもののほか、水が使えない場合に備えて歯磨きシートや簡易トイレなどの物品もぜひ加えていただければと思います。
また、水が使えるようになれば、歯磨きシートではなくご自分の歯ブラシで歯を磨いていただくことが一番ですから、歯磨きセットも忘れずに。
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