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公開日:2024年5月2日 更新日:2024年5月2日
アメリカやカナダのように国土面積が広い国はごみのほとんどを埋め立てているそうですが、日本では国土面積が狭いことや衛生面を考慮して、燃やせるものは燃やして埋め立てるごみの量を減らす方法をとってきました。
そのため2021年3月に環境省が発表したデータによると2019年度末時点では日本のごみ焼却施設は全国で1067施設もあったとのこと。また、さらに古くはなりますが2008年のOECDのデータによると「世界の焼却炉の半分以上は日本にある」といわれていたことを、大変恥ずかしながら先日、初めて知りました。
燃やすごみの削減を図るために重要なのは「雑がみ」の分別と「生ごみ」の減量です。
韓国では捨てる生ごみの重量によって回収料金が高くなる制度を導入し、家庭ごみのリサイクル率86%を達成するという行動変容につなげたとネットで読みました。区でご紹介しているのが、生ごみの重量のうち80%を占めるとされる水分を乾燥させて嵩(かさ)を減らす生ごみ処理機。補助制度を実施しているごみ減量推進課へのお問い合わせも増えているようです。ぜひこちらの使用もご検討ください。
資源化を促進するため、4月より足立区でも千住などのモデル地域でプラスチックの分別回収をスタートしました。ごみ袋の中にポイっと捨てていた今までと比べると、汚れを落として分別する手間は正直なところ「面倒臭い」とは思いますが、二酸化炭素発生を極力抑えるためにと、繰り返しご理解を求めていく以外に道はありません。持続可能性を追い求める道は険しいですね。
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