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公開日:2024年3月28日 更新日:2024年3月28日
あの手この手で区民を狙う特殊詐欺被害の増加に歯止めがかかりません。昨年一年間の区内の特殊詐欺被害件数は130件、被害総額はなんと約2億円!
警視庁本部から生活安全部長もお招きして開催した区内4警察署と区の新年度に向けた対策会議の席上では、騙されていたことに気づかないまま、累計1千万円以上の被害にあったという方の報告もありました。
相変わらず多いのが、警察官や区役所職員をかたる手口です。例えば「あなたのカードが犯罪目的で不正に使用されました。犯人は逮捕されましたが(ここが巧妙ですね!)、捜査を進めるためにあなたのカードが必要です。これから〇〇警察署の〇〇刑事が取りに伺います」という電話が入り、その後自宅を訪れた警察官を名乗る犯人が「捜査でカードを確認するために必要」と言って暗証番号まで聞き出すのが常套手段と言います。
「犯人は逮捕された」と聞いて「ホッ」と安心する瞬間を狙うので、思わず暗証番号まで話してしまうのも理解できます。
特殊詐欺のうち預貯金詐欺やオレオレ詐欺被害は、高齢単身世帯(昼間だけお一人の場合も)の固定電話への架電からの発生がほとんどだとのこと。電話に出たその時点で既に「危険」とも言えそうです。固定電話は原則留守番電話機能を設定しておき、直接応答しないこと。録画機能付きインターホンの設置もお勧めします。
特殊詐欺被害は「どこか遠くで起こっている犯罪で、自分には関係ない」は大間違いです。くれぐれもご用心!
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