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公開日:2023年9月5日 更新日:2023年9月5日
「高額な補聴器を買ったのに、全然聞こえが改善されず、放りっぱなし」という声を度々耳にします。
足立区の障がい福祉センターあしすとには、聞こえの専門家「言語聴覚士」を配置しています。昨年もブログでご紹介しましたが、担当者によると「補聴器で重要なのは購入後の調整で、自分に合った聞こえにするために要する期間は数か月から、人によっては数年かかることもある」そうです。そのため、途中で諦めてしまう方も多いとか。
こうした現実を踏まえ、区の言語聴覚士が「お薬手帳」にヒントを得て作成したのが「補聴器手帳」です。医療機関での診察・検査記録や、区や地域包括支援センターでの相談内容、補聴器販売店でのアフターケアなどの情報を記入することによって、関係者が情報を共有でき、その方に合ったフォローを確実に行うことができます。
手帳には「購入のポイント」「購入時に活用できる区の助成制度」「活用時のポイント」も掲載しました。表紙のイラストはあしすと利用者にご協力いただきました。
配布はあしすと窓口や、区役所北館1階の障がい福祉課・高齢福祉課等で行っています。補聴器の購入を検討されている方は、聞こえのプロのアドバイスと合わせて、ぜひご活用ください。
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Eメール:voice@city.adachi.tokyo.jp
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